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ACV、VCMなど抗菌薬関連脳症などまとめ

アシクロビルは十分な溶解液量(ACV250㎎あたり100ml以上で希釈)で、時間をかけて投与する(1回投与量を2時間以上かけて)
バンコマイシンもレッドマン症候群や腎障害予防のため溶解液量250mlで希釈し1回投与量を2時間以上かけて行う。
●アシクロビルは肥満患者では予測体重での投与が推奨されるが、バンコマイシンはガイドライン上は実測体重で投与が推奨されている。
●リステリア髄膜炎のABPCカバーは免疫不全や50歳以上で検討
原発性副腎不全色素沈着 二次性副腎不全色素脱失
●抗菌薬関連脳症で、メトロニダゾール脳症は頭部MRIにほぼほぼ全例画像所見を呈する。両側対称性の小脳歯状核病変が有名、脳梁膨大部、中脳の3か所が特に特徴的。セフェピム脳症やセフトリアキソン脳症など、その他の抗菌薬関連脳症は頭部MRIが正常の事がほとんどである。

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