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アルコール性ニューロパチー(+VitB1欠乏性ニューロパチー)

病態
高率にビタミンB1欠乏を合併するため、ビタミンB1欠乏によるニューロパチーとの異同が問題

臨床像
緩徐進行、1ヶ月以上の経過。
small fiber主体の障害➡感覚障害が主体。温痛覚優位の障害。長さ依存性の疼痛や表在感覚障害、アロディニア が特徴。

一方でビタミンB1欠乏性ニューロパチー
急性経過、1ヶ月以内の経過。
lareg fiber主体の障害➡運動障害が主体。歩行障害。有痛性感覚障害はない。
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実臨床では両者が混在した病像を呈する場合が多い。

治療
断酒+ビタミンB1製剤補充

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