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駆けろ鉄路2千キロ!道東を鉄道で巡る旅

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2022年8月に決行した、道東を鉄道で巡った6泊7日の旅の記録。
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#旅館

駆けろ鉄路2千キロ!道東を鉄道で巡る旅 ~序章

2022年8月、長い間待ち望んでいた、道東を6泊7日で鉄道で巡る旅に行ってきました。何回かに分けて、旅行記を書き記そうと思います。 今回は序章ということで、旅立つまでの様子を。 動機 ~憧れ、そして焦りどこまでも広がる夏の緑、あるいは冬の銀世界。そして何より、うまい食べ物。旅が自分の趣味になって以来、「いずれは北海道を旅したい」と、常に憧れを持っていた。 旅の移動手段は色々あるが、自分は乗り鉄なので鉄道メインの旅をしたい。 そして自分が「駅メモ!」という鉄道を題材にした

駆けろ鉄路2千キロ!道東を鉄道で巡る旅 ~2日目③根室編

2022年8月22日(月)16:20 東根室駅さて、最東端の駅に降り立つ、という目的を果たしたところで、本日の宿へ向かうことにする。 晩飯が待っているので、チェックインの時間制限がある。あまりチンタラするわけにはいかない。 根室、カモメに占領された街根室駅に降りた時から、オオセグロカモメの「キャア゛ァァァ、キャァ、キャァ」という鳴き声が聞こえていたが、本当に根室はそこかしこにオオセグロカモメが居座っている。 海沿いでなくても、団地や学校といった高めの建物の屋上とか、電柱に

駆けろ鉄路2千キロ!道東を鉄道で巡る旅 ~3日目①大移動前半戦

2022年8月23日(火)3:45 根室 照月旅館バラバラバラ!という激しい音で目が覚めた。なんだ!?と起き上がり外を見ると、雨が降っていた。 北海道などの豪雪地帯の住宅の屋根は、冬に雪が積もらないよう、瓦ではなく金属製になっていることが多い。で、金属製の屋根に雨が打ちつけられると、けっこう大きな音を立てるようだ。カモメに加えて雨音も…根室、意外と賑やかな街だ。 しばらくすると雨も止んだので、布団に入ってもう一寝入り… 旅館の朝食7:00。いつもよりちょっと早起きして、朝食