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後日譚。

私たちは、多分、ずっと初恋を拗らせてしまって、もはや抱く感情は恋愛のそれとは大きく変わってしまったと思う。

肌を重ねるのは、きっと容易い。

もう大人だし、積み重ねてきたものが重すぎて、そんなことくらいで今更何かが揺らぐとも思っていない。


回想録、として、ひたすらラブレターをしたためた。
愛してるじゃもうずっと足りないと言ったけれど、やっぱり足りないや。


結婚、したくないなぁ。
でも、傍にはいて欲しいなぁ。

こんなふざけたワガママ彼にしか言えない。


気が変わるまで待ってよ。
いつになるか解らないし、一生来ないかも知れないけど。


図書室の続きから始めようよ。また。




今度はさ、拗らせないように、ちゃんと言うね。

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