シーズンエルフの勢力別試合数・勝利数の集計

グウェント民の皆さん
シーズンエルフは終わりました。この前の記事では、シーズンエルフの勢力別集計のお願いをし、その結果が出たので、記事にします。この集計では、勢力別のみでリーダー能力の大小は分かりません。ある程度、私自身の体感を含めた記事になります。
始めに、シーズンエルフの始まりにおける大きな変更点を確認します。この変更点とシーズンエルフのプレイングには大きな関係があると思われるからです。

シーズンエルフ開始時の変更点

・各勢力に新しいリーダーアビリティを追加
・「ゲラルト:イグニ」及び「焦土」のアビリティ変更(弱化)
・「セリス・アン・クライト」のアビリティ変更(強化)
・ドワーフ関連のカードの修正(強化)
・「ダミエン」及び「ステファン」の列制限追加(弱化)

集計の概要(素データ)

回答者数:13名(私自身の回答も含みます)
総試合数:2,754試合
総勝利数:1,443勝利
勝率:52.4%

素データ

再集計(調整あり)

調整後

ご協力いただいた方には申し訳ないですが、「試合数と勝利数が全く一緒(全て)」は間違った入力をしていると判断し、試合数と勝利数共にそろっているもののみを分析の対象とし、調整を行いました。勝率が50%よりも大きい場合は青、勝率が50%未満の場合は赤にしてあります。

総試合数:2,633試合
総勝利数:1,355勝利
勝率:51.5%

・試合数が多いのはスケリッジ(585試合 22.2%)、スコイアテル(551試合 20.9%)だった。最も少ないのはニルフガード(274試合 10.4%)だった。

・勝利数が多いのはスケリッジ(319勝 23.5%)、スコイアテル(270勝 19.9%)だった。最も少ないのはニルフガード(130勝 9.6%)だった。

・勝率が高いのは北方諸国(54.9%)、スケリッジ(54.5%)、、シンジケート(53.3%)だった。最も低かったのはニルフガード(47.4%)だった。

総じて、スケリッジの試合数、勝利数、勝率は高かった。私自身、熊の儀式+リッピーは高い勝率で勝ち続けることができ、セリスのアビリティが強化され、異形の熊の戦力値が高くなったことも後押ししたと思われる。
モンスター、スコイアテルは試合数は多いものの、勝率はそこまで高くない。ドワーフは多くの強化が入ったものの、新リーダーはほとんど見かけない。ニルフガードは試合数、勝利数が低い。ダミエンとステファンが同列におけないため、守護者で守りづらくなったことと、使用率の高いスケリッジの6点ダメージによる除去がつらい。
北方諸国とシンジケートは、ほぼ新リーダーしか見かけないくらいの使用率(体感)。高い勝率になっている。

参考までに、勢力の試合数が10以上、25以上で集計したものも載せておきます。

画像3

画像4

100試合当たりの試合数・勝利数

100試合換算

これは、総試合数が100試合以上のデータを対象に、再集計を行ったものです。見方としては、
・試合数:100試合中、その勢力を何試合使ったのか
・勝利数:100勝利中、その勢力で何勝利したか
・係数:勝ちやすい度合(参考程度に)
青色=試合数<勝利数、より勝ちやすい勢力
赤色=試合数>勝利数、より勝ちにくい勢力
となっています(係数の平均は試合数・勝利数の平均から算出)。
8名の平均からみると、スケリッジ、北方諸国、シンジケートは勝ちやすい勢力、モンスター、ニルフガード、スコイアテルは勝ちにくい勢力だといえます。

ランク別集計

プロランクとプロランク未満の方で集計を分けてみました。

ランク別

表の左側がプロランク、右側がプロランク未満です。

使用する勢力は正反対までは行かないものの異なる。共通するのはスコイアテルの試合数が多いものの勝率は高くないこと。
プロランク勝率が高い勢力と試合数にやや正比例の関係がありそう=強い勢力をよく使う。スケリッジ、北方諸国、シンジケートを使い、モンスター、ニルフガードは使わない傾向にある。
・一方、プロランク未満では、モンスター、スコイアテルの試合数は多いものの、勝率は高くない。勝率の高い北方諸国、シンジケートは試合数が少ない。

まとめ

どのようにグウェントを楽しむかは人それぞれです。私自身は勝ちづらいモンスターで勝てるデッキを模索するのが好きです。しかし、「勝つこと」を目標にするなら、強い勢力であるスケリッジと北方諸国・シンジケートの新リーダーが勝ちやすいと思います。シンジケートは プレイングが難しいと言われますが、プロランク未満でも57%の勝率です。使うことで「どう対策すべきか」という理解も深まるので、使ったことがない人も使ってみた方がいいです。また、「どの勢力であろうと、勝ち越している人がいる」ので、極論、どの勢力でも勝てるようになれる、プレイングやデッキ構築の余地があると言えます。

来シーズンに向けて

このような集計を続けていくことで、「どのような変更が勢力の使用、勝率に影響を与えているのか」を考えることができます。シーズンエルフは新リーダーの追加により、北方諸国とシンジケートは強化されました。スケリッジはセリスの変更に伴い強化されました。次シーズンはリーダー能力の調整に伴い、北方諸国、シンジケートは勝率が下がると思われます。
次シーズンも集計のご協力よろしくお願いします。

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