「RINGOMUSUME 20th+1 ANNIVERSARY LIVE~りんごの木~」(2021.9.22) 【配信ライブで正解だと思った話】
1 すごいライブ
「RINGOMUSUME 20th+1 ANNIVERSARY LIVE~りんごの木~」を生配信で見ていました。
(ライブ開催の告知をみて、チケットが当たってからでは遅いと思い、すぐに休暇を取ったのです。)
生配信は回線がいまいちで、肝心なところで止まったり飛んだりしましたが、それを差し引いても「すごいライブ」だったと思います。
(「感動的な」「衝撃の」・・・いろいろ形容詞はあると思いますが、どれも文字にすると物足りなく見えます。どう「すごい」かは、アーカイブをご覧ください。)
現在は、生配信時に不具合があったところを修正したアーカイブが公開されています。(10/3まで)
ストレスなく、繰り返し見ることができるのは、配信ライブのいいところです。
私は「RINGOMUSUMEのアニバーサリーライブを最高の配信ライブにする」という記事の中で、
RINGOMUSUMEのメンバーも、…farmerが目の前にいなくても、farmerの心に届くように全力でパフォーマンスをするはずです。いや、絶対そうします。
だったら、farmerも全力で、メンバーに届くように盛り上がるだけです。
9月22日は、最高の配信ライブになる、いや、最高の配信ライブに「する」。
今はそれしか考えられない。
と書きました。
そう書いてはいたものの、20th+1ライブの配信を実際に見るまでは、リアルライブに未練があったのも事実です。
リアルの方がいいと思っていた理由をすこしお話します。
2 リアルがいいと思う理由
なぜ、ひとはライブに足を運ぶのでしょう?
(ものすごく大きく括ると)「幸せな気持ちになりたいから」だと思います。
心理学の難しい理論はわかりませんが、「つながり」を感じることでひとは幸せな気持ちになれます。
応援したいアイドルがいて、同じ思いの人たちが集まって、同じ体験を共有する。
そのためには、「場」がとても重要で、リアルに勝るものはないと思うのです。
家のテレビで見ているとどうしても「番組」を見る感じになってしまって、臨場感、特別感が薄れてしまうのは否めません。
(余談です)
電車の中で電話している人になぜイライラしてしまうのか考えたことがあります。
私の結論は、同じ場所にいるのにほかの空間とつながっている人に共感できないから。
なので、車両の端と端で糸電話で話をしていたら、たぶん、そんなにイライラしません(ホント?)。
話を戻します。
配信ライブで一体感を生み出すツールとしてチャットがありますが、私はほとんど使ったことがありません。
なぜかというと、場面に即したコメントをすぐに打ち込む「瞬発力がない」からです。
それに、打ち込みで目を離したすきに何かすごいことが起きるかもしれないじゃないですか!(笑)
その点、リアルでは、言葉では表現できない、感情のうねりまで肌で感じることができます。
「ノッてる」「感動してる」「引いてる」…いちいち言葉にするまでもなく、会場の雰囲気がわかります。
20th+1ライブでの王林さんのあいさつも、もし有観客だったら言葉では言い表せないほどの感動が会場を埋め尽くしていたことでしょう。
それに、本当のライブは1回限り、という思いもあります。
あの日、あの時、あの場所でしか体験できないからこそ生まれる特別感です。
たとえば、
20th+1ライブの「バスターミナル」で、彩香さんの ♪ 今日からそんなわがまま言えない ♪ に、心を撃ちぬかれたようなすごい衝撃を受けました。
何度聴いてもあの歌唱は心が震えますが、2度目以降はすごいとわかって聴くので、最初の衝撃を超えることはありません。
3 20th+1ライブは配信が正解
2で書いてきたことは、「20th+1ライブの配信を実際に見るまでは」の話です。
生配信ライブが始まると、リアルのことなどどこかへ消えてしまいました。
そして、
最後の曲の「FOURS」が終わって、王林さんがこう言いました。
「ここの会場にみなさんが見えました。みんな肩組んでくれてありがとう!」
私は、その言葉を聞いて、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。
まさに自分も弘前市民会館にいて、他のfarmerと肩を組んで歌っている姿を想像していたからです。
メンバーや他のfarmerとつながっている気がしました。
そして、ハッと気づいたのです。
それって、リアルじゃ見られなかった光景じゃないか…。
そうです。
仮に有観客だったとしても、感染対策のもとでは肩を組むことはできません。
farmerが会場にいながら肩を組めない光景を、もしもリアルで見ていたとしたら、どんな気持ちだったのだろう。
リアルじゃないからこそ、会場いっぱいのfarmerが肩を組んで歌っている姿が見えた。
それでメンバーが幸せな気持ちになれたのなら、むしろ配信が正解じゃないか。
そう思ったのです。
4 とはいえ、リアルでライブを見たい
なにはともあれ、RINGOMUSUMEとしても、結成20周年+1の区切りはついたので、次の高みを目指して始動しなければなりません。
まずは、改めて全国ツアーを企画することになるのでしょうか。
第6波が来るとか来ないとか言われています。
有観客ライブでやるかどうかは、運営側が、万が一感染者が出た場合のリスクをどう考えるですが、世間の雰囲気は変わってきているようにも感じます。
有観客ライブが実現する日も近いように思います(願望)。
おわり
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