三気筒エンジンが好き
性格も人生も中途半端。
なんとなく生き延びているが、目指していた人生とは違う。
こんな気持ちを抱きながら生きてる人はどのくらいいるのだろう。
今だからこそ若い人に伝えたい。
若いうちは夢を目指せ。
仕事も恋愛も身の丈より上を目指せ。
妥協はいつでも出来る。
暗めのオープニングで始まったこのブログ。
ようは中途半端な生き方をしているごく普通のオッさんがなんとなく足掻きながら暮らす生き様を伝えている。
もともとこんな中途半端な性格だから
選ぶものも中途半端なものが多い。
現在バイクは2台所有しているが、大型バイクは三気筒エンジン。
バイク界隈では三気筒はマイノリティ中のマイノリティ。
軽自動車はほぼ全ての車種が三気筒エンジンという事は意外と知られていないが
排気量660ccで統一された軽自動車というカテゴリーにおいては、低速域のパワーと、若干の高速域の伸びを要求されるので、この特性にピッタリとハマる三気筒エンジンはベストチョイスと言える。
そう、三気筒エンジンは低速トルクと高速の伸びがそこそこあるのだ。
しかしながら
それぞれ、低速トルクは二気筒ほどではなく
高速域の伸びは四気筒ほどでもない。
三気筒エンジンが中途半端と言われる所以でもある。
トライデント660というバイクはこの軽自動車に使われているエンジンをバイクに収めたと想像してほしい。
軽自動車と同じ排気量か、、、
と思われるかもしれないが、車重が650kgほどある軽自動車に比べてトライデント660は1/3以下の190kgしか重量がないわけで
パワーで換算すれば、軽自動車の車体に取り付けた時の3倍、つまり軽自動車に2,000ccのエンジンを積んで走っている様なものと言い換える事が出来る。
いかに暴力的なパワーを持つバイクなのか想像がつくだろう。
まさにドッカンだ。
(。・ω・。)
追記すると、軽自動車はエンジン馬力に65psまでという規制があるが、バイクにはない。トライデント660のエンジン馬力は81ps。同じ排気量だが、軽自動車より重量は1/3で馬力が1.24倍もある化け物だ。
文字通り2速にシフトチェンジするやいなや、ドッカン!と身体が後ろに吹き飛ぶほどの加速を体験できる。
三気筒独特の低速域での太いパワーと、四気筒に近いレベルまで高回転まで搾り出すことが可能だな特性は、個人的にバイクに向いていると思う。
二気筒バイクは低速域でドコドコと乗る楽しさを味わう事を目的に使用される事が多い。(一部の小排気量SS除く)
ハーレーなどがそうだ。
四気筒は低速は弱いが、高速域では異次元の伸びを見せる。
レースや長距離ツアラーモデルで使用される様なフルカウルのスポーツバイクに多いエンジン形式。
どちらも魅力的だが、私は中途半端な三気筒が好きだ。
この三気筒エンジン、
先に述べた様に、軽自動車ではデフォルトだが、バイク界隈ではマイナーな存在。
では三気筒はどんなメリットがあるのか?
ない。
(。・ω・。)キッパリ
二気筒、四気筒があれば事は足りるし、比べると、なんとも中途半端なのだ。
二気筒ほど低速域でパワーはないし、四気筒ほど高速域まで回らない。
ハッキリ言って、バイク界隈においては、別に三気筒エンジンなんて無くても成り立つ。
実際に三気筒エンジンは一度はほぼ絶滅している。
今もトライアンフ、ヤマハ、AGVなど限られたメーカーしか作っていない。
では何故私は三気筒エンジンを選んだのか?
乗り出し価格で140万円も出して、なぜ三気筒エンジンなのか。
フィーリングです。
(。・ω・。)
え?
そんな曖昧な理由で140万円も使ったの?
はい。
その通りです。
(。・ω・。)
バイクは趣味だとか、嗜好品なので、飾っておきたいなんていう人たちもいますが、私は日常で使いたいので自転車の様に乗り倒したい派。
洗車こそたまにやりますが、自分でメンテナンスする技量はないから、ほとんどしない。
チェーンの清掃と注油くらいかなぁ。
めんどくさがりなのでバイク好きからみるとけしからん類のバイク乗りでしょう。
でも
バイクで乗り出した瞬間に得られる自由への開放感は何事にも変えがたいのだ。
(。・ω・。)うむ
その時に、三気筒エンジンが奏でる独特なサウンドは、私にとってなくてはならない。
風や流れる景色が副旋律なら、三気筒エンジンのサウンドは主旋律。
ライダーに良質のジャスを聴いている様な高揚感と幸福感を与えてくれる。
この体験
決して見逃すなかれ。
(。・ω・。)
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