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大雨のツーリング

実家近くまでの往復720kmツーリング。

訳あって実家には泊まれないが、たまのロングツーリングだと思って楽しんでいる。

ただし、晴れであればだが。



天気予報では復路が一日中雨。

念のために2りんかんでバイク専用のレインスーツ、Amazonでレインシューズカバーまで購入して備えた。

レイングローブは既に持っている。




予定通り往路は到着し、一泊して夜が明けると予報通り大雨。


しかも結構激しめ。


このために用意したレイン装備一式を鞄から引っ張り出してと、、、


あれ?


レインスーツがない。



前日に荷造りして、宿泊に必要なワクチン接種済み証まで用意したのに


レインスーツを入れ忘れている。


なんという事だ。


我ながら老化が嫌になる。


緊急用の薄い生地でできた防風シャツがあったのでこれを上半身に身に付けてとりあえず宿泊施設に近いイオンまで走る。


バイクで走り出すとみるみる濡れる濡れる。


滝の様な雨だ。



慌ててイオンの駐車場にバイクを停めて店内へ逃げ込む。


この間約20分くらいだが下半身はずぶ濡れ。
気持ち悪いが仕方ない。

店内で雨ガッパを物色して購入。


幸い上下セットで耐水圧は10,000のレインスーツがあったのでこれを購入。防風シャツよりは随分とマシだと考えた。

ましてやデニム剥き出しの下半身にとっては防風、防寒効果も期待できるので助かる。



早速イオンのトイレでバイク装備の上から着込む。


サイズはLでジャストフィット。


しかしバイク用ではないので首元がカバーされていない。

長時間雨に当たると漏れるやつだ。

ネックウォーマーを当てがい保温と直接雨が肌に当たるのを防いでみた。



伊勢自動車道と新東名高速道路を走ってきたが、結論から言えば問題なかった。


上半身はドライをキープ。

下半身は濡れていたが、最初の20分走行で既に濡れていたので、防水性能が不足だったかはわからない。

まあ、上半身の状態を見るに、多分下半身も問題なかったと思われる。

2,000円代で良い買い物が出来てよかった。

もっとも、自前のレインスーツを忘れていなければ購入する必要がなかったので無駄遣いである事は間違いない。


使用したレイングッズとその性能を書き留めておく。

レイングローブはデイトナ ライドミット


防水ではなくウェットスーツ生地でできたグローブ。防水とうたっているが、撥水効果も無いと思う。

水を吸いまくり。絞れるほど。

電熱グリップを使っていたので走行風を受けても寒くはならなかったが、保水性が高いので、風にさらされていると真夏でもキツくなるかもしれない。

普段のグローブを濡らしたくなかったのでこれはこれでヨシとする。

ただ、手首部分の生地が短いので袖とグローブの間に風が当たると寒い。手首部分を長くするとおそらく手を入れにくいと思うのでこんなもんだろうと思う。

使い勝手は⭐️⭐️

防水シューズカバーはSatiproというメーカーのもの。

これは1,000円代で購入できるが、バイクで使用するにあたり完璧な防水機能を持っていた。

中華製だと思うが、バイクに乗った足を靴を含めてくるぶしより上まで包み込んでくれさえすれば良いので機能としては必要十分。

5時間以上大雨に打たれながら、帰宅後に確認したらバイクシューズはドライ状態だった。これは感動だ。裏はゴムでしっかりと靴底があるのでただの袋ではない。

使い勝手は⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

コスパに優れており非常にお勧めできるアイテム。


最後にレインスーツ。
イオンのスーパーで購入したカジメイクのディフェンドレインスーツというやつ。


野外の現場で使用することを想定したものだと思われるが、この値段で裏メッシュ、耐水圧10,000は凄い。80kmの巡航速度で5時間、しっかりと防水効果を発揮してもらいました。

バイク専用ではないので、走行風によるばたつき防止機能や、喉元を覆う防水、防風カバーなどの特徴がないが、急な入り用だった事を考えれば必要十分であり、非常に助かった。

使い勝手は星⭐️⭐️⭐️⭐️

バイク乗りならわかると思うが、パンツの裾幅を二段階で絞って調整できるので地味に助かった。エンジンに裾が当たると溶けてしまうので。


復路は終日大雨という悪いコンディションであったが、雨装備によっては快適にライディング出来るのではと気付けたことが収穫。

補足として、電熱ウェアをバイク装備の下に着込んでいたので寒さは感じなかったが、やはり1時間おきには休憩した。

雨とわかっていてバイクで出歩かない派だが、今日使ったバイクシューズカバーはツーリンクで常時持ち歩いて万一の際に使用したいとと思う。

レイングローブは新たに探す必要があるかもしれない。

バイクの操作で手は命だからね。

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