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BMW116i 2012年式 DIY バンパーキズ補修

楽しいな。

クルマの小傷補修。


中古で購入してから納車までじっくりと見なかった外観。

あちこちに飛び石や擦り傷がある事に気づきました。

正確には購入時にサッと周りは見たんですけどね。

パッと見で板金や色の塗り替えの痕跡が無かったのと、オークション時の評価点数が4.5だったのでまあいいかって感じです。


格安中古車で小傷を気にしていては買えませんからね。

小傷を直さずに売るから安いんです。



総支払額55万円(車検・整備点検費用と税込)

BMW116i 2012年式

10年落ち軽自動車の売却費用が20万円だったのでコレを購入費用に回して実質支払額は35万円。


この価格で買えたのだから小傷の一つや二つ


気にしませんよ。





納車して運転にも慣れてきたのでそろそろ外観のキズ確認と修復作業に取り掛かりました。

左右のバンパー角の擦り傷

右側後席のドアの引っ掻き傷

左右前部ドアリムに複数の壁とのコツン傷

右前バンパー部分に飛び石傷


大袈裟にやりたくはないのでタッチアップペンで埋めるだけのつもりだったが


特に目立つのは左前のバンパー擦り傷。

バンパー左前の擦り傷

これはタッチペンレベルでは修復出来そうもない。



というわけでタッチペン用のスプレーを購入、
試してみる事にした。

画像はネットからの引用


タッチアップペン以外の修復は初めてだがこれなら素人でも簡単に塗装が出来そう。

世の中便利なものが出来ていて助かる。



今時はYoutube動画でこの手の修復をしている方々が多いので手順などはこれらを参考にさせてもらった。

傷の深さからパテがいるなとは思ったけどそこは節約。

既に手元にあるものと合わせて必要最低限の材料を揃えた。


手元にあったもの
ホルツのコンパウンド3種類

サンドペーパー3種類
400番、800番、1000番

養生テープなど

新たに購入したもの
タッチアップペン専用色(クリムゾンレッド)

BMW クリムゾンレッド


タッチアップスプレー

タッチアップペン専用スプレー


仕上げ剤スプレー
おそらくは吹きムラを抑える溶剤。

そしてクリアー剤
塗膜表面の保護とツヤだし。

クリアースプレー

本当は下塗りスプレーを使って塗装のノリをよくするべきなんだろうが、塗装面積が小さい事と二年くらい保てばよいとの判断から割愛。



板金屋さんに持ち込めば4-5万円はするであろう補修金額を1/10以下に抑える目的は達成された。



ざっくり手順は以下の通り。


塗装面を水で流し汚れを落としてから中性洗剤を使って洗う。

いわゆる脱脂工程。

専用脱脂スプレーも売っているが単純に塗装面の油脂を落とすなら台所洗剤で十分。


乾いた布でしっかりと拭き取ってから水に浸したサンドペーパーで傷部分の凹凸を平坦にする。

以降は多くのDIY Youtube動画と同じなので参考にしていただきたい。


養生テープとビニール袋でしっかりと養生してから塗装。

1回目の塗装

塗りムラにならないように薄く吹き付けて色を重ねていくイメージ

私は一回吹き付ける毎に仕上げ剤スプレーを吹き付けた。凸凹になってしまう塗面を平滑に保つイメージ。

4-5回ほど吹き付け後

これを繰り返して傷が目立たなくなれば終了。

最後はクリアーを3-4回吹き付けて塗膜を保護。

塗装後は当然塗装面の艶がなくなるのでコンパウンドでツヤだし。


ひたすらゴシゴシ。

なんとなくそれっぽく仕上がった。

素人仕事なら十分だろう。

これ以上の鏡面仕上げには専用のバフや機械を使うとかしないとムリっぽい。


やはり素人作業ではムラになり完全な鏡面とはならないのでボンネットなど目立つ部分はやめた方がいいかもしれない。


バンパー周りは上からの目線ではほとんど目立たないので問題ないと思われる。


最後にワックス塗って拭き取っておしまい。


私はプラモデルでも色塗りとかした事ない一般人。それでもここまで出来たのは専用機材のおかげだと思う。


タッチアップペンだけではこうはならないだろう。

技術がなくてもDIY出来る範囲が増えたもんだ。


最後にBefore & After

Before & After


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