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めまいがする

よく、「残るタスクの量をみるとめまいがする」とか、なんか「クラクラする」という意味で「めまいがする」っていうけど、自分の場合は「本当にめまいがする」

最初の発症

いつだったか思い出せない。あれは新小岩に住んでいた頃だろうか。ビリヤードに明け暮れる毎日を過ごしているある日、急にそれはやってきた。朝(夕方だったかもしれない)、目が覚め、布団から起きあがろうとした時、バランスを崩して倒れた。視界がグルグル回っていて歩けもしない。その日はそのまま起き上がれなかった。

翌日だったか、流石にこれはまずいと思って「めまいに強い病院」というのを検索して行って来た。すると、診断結果は「良性発作性頭位めまい症」。名前に良性とついてるぐらいなんで、致命的なことではないのがわかるんだけど、これがちょっと厄介。原因ははっきりとしない。とにかく耳石が剥がれて、三半規管に紛れ込んで悪さするというようなことらしい。時間が経つと解決するということなんだけど、わりと時間がかかる。自分の場合は発症すると2週間〜3週間は調子が悪い。

ジンバルの故障

先日娘の運動会を撮影するためのニューギアを買おうという話になり、スマホ用のジンバルを買ってみた。それで意気揚々と撮影に挑んだわけだが、なぜか肝心のタイミングでジンバルが不調になり、ぐらぐらした。それをみて、「めまいはこのジンバルのようなことか」と思ったわけだ。

そのジンバルは、肝心の娘の競技が終わったら何事もなかったかのように普通に動作するようになっていたが、自分のめまいはそんなに直ぐには治らない。

体の不調

なにか調子が悪いとき、「あー、めまいがしてなかった昨日に戻りたい」という感覚に陥るわけだけど、なんかめまいが持病であるわけで、時々なるからもう諦めがあったりする。「あーなっちゃったか。しばらくは乗り物酔いだな」という感じ。すごいグラグラしてやばいってほどにはならないので、まぁそれなりに普通に生活できるし、仕事はパソコンの前に座ってカチャカチャする仕事なんで、めまいはそれほど影響がない。「自分の体に乗って一日過ごすと乗り物酔いになる」。そんな日が続く感じだ。

気がつくとめまいは治っていて、なんか調子いいぞーってなる。

頭痛

昔は頭痛持ちだった。たびたび頭痛がして、なにか頭が割れそうな日もあった。が、最近は生活のリズムが安定しているからか、頭痛はほとんどなくなった。これはとても幸せな状態だなと思う。ただ、めまいは時々なっていて、これについてはちょっと困る。

今の自分はどういうコンディションか

体調の話を考えていると、ふと、自分の今の状態はどういう状態なんだろうと、体調以外のコンディションについて考えたりする。

フリーランスの日々を経て、法人成りをした。法人を作ってから6年ぐらいたったか。だいたい自分の周期としては、そろそろなにか変化が欲しくなる頃でもある。

そもそも、どういう状態を目指してるのか。今はいい状態なのか。と自分に問いただしたとして、「そこそこいい感じにはなったけど、あと少し」という感じだろう。

プログラム書かない日々

自分で何かを作ることにはこだわって来たわけだが、最近はそろそろマジで作る作業に参加できなくなってきた。仕切る仕事や考える仕事が忙しく、作るところはスタッフや外部の仲間たちにお願いすることになる。自分で作るのとは違う面白さはそこにはあるので、悪くはない。

よく身の回りの人の話を聞いてると、「コード書いてる時が幸せ」とか、「コード書く仕事はゼロにはしたくない」という話を聞くことが多い。そうすると、自分はわりと「コード書かなくても平気」だし、「幸せは別のところにあるのか」となにか寂しい気持ちになったりもする。

コーヒーはパラメーターが多い

最近コーヒーの淹れ方にこだわってみたりしてるが、とにかくパラメーターが多くて困る。(パラメーターが多くてめまいがするって書こうかと思ったけどやめた)

例えば、コーヒーを飲んでいてスッキリしたコーヒーが飲みたいと思って、いろいろな工夫をしてスッキリ感を高めようとすると、今度はスッキリしすぎてこれじゃダメだってなる。味のパラメーターについても、ゴールがなく複雑な感じ。どれかの要素を高めすぎてもだめなわけで、それはつまり、塩梅だ。バランスだ。

そんな調整をやってると、そもそも「自分の好きなコーヒーってどんなだっけ?」ってなる。

いや、そもそも「自分の好きなコーヒー」というのはある一点ということはない。昨日はスッキリが飲みたかったけど、今日はドンと重いのが飲みたいってこともあるし、暑い日は苦いアイスコーヒーが欲しかったりする。

自分のやりたい仕事

作る仕事がしたくて作る仕事をやり続けて来たわけだが、受託仕事が中心だと「作ってくれ」と頼まれたものを作ることになるので、「作りたいものを作れるわけではない」ということに気がつく。だったら、いいと思うものを提案してそれを作れるようにと、提案をするようになる。

作る段階で声がかかってから、提案をすると、それは逆提案というか、なにか流れに逆らうような逆撫でするような行為だったりする。であれば、企画の段階から呼んでもらおうということで、そういうアピールをし、企画から呼ばれるようにもなってきた。

今度は企画の仕事が増えてきて、作る仕事から距離ができるとたまには違うこともしたくなるかもしれない。

昨日はさっぱりしたコーヒーが飲みたかったけど、今日は半田付けがしたい。

いやはや、なんともパラメータが多くて困る。(いまパラメータが多くてめまいがするって書こうと思ったけどやめた)

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