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買えないマスクは作っちゃえばいいじゃん

最近Facebookでこのプロジェクトを見かけることが多い。どうやらみていると、マスクを作る機械を検索したら、数百万という値段で売っていて「あれ?買える?」ということからスタートしたプロジェクトのようだ。一人では買えなくても、みんなでお金出し合って買えば、買えちゃうじゃん、と。

プロジェクト言い出しっぺの矢野さんのFacebookポストが拡散し、Slackに賛同者が集まってきたということだ。びっくりしたのがそのポストが4/1ということ。あれ、最近のことだ。

いろいろな困難

実際動き始めてみると、いろいろな問題が発覚してる様子。例えば、クリーンルームでかつ広い空間がないと工場は作れないということ。マスクとして販売するには、様々な条件を乗り越えないといけないこと。材料が高騰しており、それを調達するのに思った以上にコストがかかること。それなりの規模で回さないとマスク工場としては回転できないので、人手も結構必要。

スピードが肝心

工場を確保し、機械を購入し、材料を購入し、クリーンルームを施工し、機械を動かし、製造工程を管理し、パッケージし、配送。売るというのも一苦労なので、オーダーを受けて、お金を受け取り、配送。

実に大変そうだ。だが、お金だけじゃなく人もたくさん集まっている様子。slackにジョインするとプロジェクトの状況が見られる。ただし、ジョインする人はなにかしらで協力してくれる人に限りたい。

slackにジョイン

現在、様々なグループに分かれてネットで集まった人たちが協力しあって進めている。

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当然みんな本業がある人達なので、フルタイムではコミットできてないはず。その割にはすごいスピード感あるなと思う。各班の動きをまとめるPMみたいなポジションが足りてないのかなと思った。意思決定とは別の担い手で情報をまとめていく必要がありそうな気がしてる。

なにか自分が力になれそうだという人がいたら、ぜひコミットしてほしい。

公式ページは現在制作中とのこと。ひとまずTwitterアカウントが完成したので、ぜひフォローください。

自分が関わっていること

矢野さんのことは知っていたし、素晴らしいプロジェクトだと思ったので、ちょっとはお金を出そうと思ってコミットを決断した。情報を拡散するなら、人を紹介できるなとかその程度かなーと思っていたが、材料の調達については、なんとなく知り合いのつてがあったので、聞いてみることにした。

それがやや面白いので書いてみる。

去年、深センの工場に見学に行こうと言う話があったんだけど、ちょうどその話をしてるころにLinkedInで深センの工場の人から営業メッセージが来た。まじか、タイミング良いなと思って、その人に連絡をとってみた。中国の人なんだけど日本語を勉強中とのことで、日本語でやり取りできた。カタコトだけど。で、深センに行ったときはその人の工場も見学してきた。言葉の壁を感じたんだけど、とても真面目で熱心な営業の人でそこはすごい。

で、その人から今回の新コロナのことで中国が大騒ぎの頃にwechatで連絡がきた。「マスクが必要なら言ってください」と。その時は、たしかにすでに日本ではマスクが手に入らなくなってきてたんだけど、なんかすごいなと思ったわけで。

で、その話を覚えてたんで、マスクの材料もその人に聞けば仕入れてくれそうだなと思って問い合わせた。wechatでメッセージを送って5分以内に返事がくる。すごい。

ということで、その人経由で中国のナマの情報を聞けるので、その情報も提供するという感じで関わってます。

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