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バトンパス

Webサービスやらスマホアプリを作るようになって10年近くがたった。
プログラミング自体やったことがなかったので、様々な書籍にお世話になった。

特に何度も読み返したのは、以下の2冊だろう。

気づけばプロ並みPHP
Unityの寺子屋

両方とも内容が実践的で、読みながら作れば、それは「稼げる」ものになっている。

またそれらの前作にあたる、以下の本も良かった。

いきなりはじめるPHP
UnityではじめるC#

今だと、4冊中3冊は改正版が出てるみたいなので、買うならそっちがいいのかもしれない。

とにかく沢山の良書にお世話になったし、もちろんネットの情報にもめちゃくちゃお世話になった。
今ならChatGPTでコードの質問ができるが、ちょっと前までそんなことはなかった。
みんなアホみたいにググり散らかしてたに違いないし、それはもちろん私も同じだ。

「ググる」ってコマンドなければ、アプリ開発なんて夢のまた夢。どれだけ良書に恵まれたとしても、今の環境は実現しなかっただろう。

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ここからが本題なのだが、それゆえ私は自分のノウハウを全部オープンにしている。
何もかもネットに書いてるわけではないが、「これは役立つはず」と思ったものは、一通り書いたと思う。

まあ私なんぞのノウハウがどこまで役に立つかは分からないが、全国には自分と同じ同志が7人いるというのが定説だ。
その説を信じるのなら、自分のノウハウは公開したほうがいいだろう。

今日まで自分が先人たちに助けられたように、自分も同じことがしたいのだ。
これはドラえもんの映画でもあった気がする。大魔境か魔界大冒険、どっちか忘れてしまったのだが、未来の自分が助けに来て、それで今度は現在の自分が過去の自分を助けに行くってシーンがあった。

現実世界はもちろん、ネットの世界であっても、自分がやってもらって嬉しかったことは、同じようにやっていきたい。

またこれはガテン系あるあるなのだが、自分が独立して親方になると、月の缶コーヒー代だけで3万とか5万いってしまうのが定番だ。
現場にいる職人全員に、毎日2~3回コーヒーを買ってたら、余裕でそのくらいいくだろう。
サラリーマンの世界でも、先輩が飲み代を全部払う文化があるだろうが、ガテン系はこれに缶コーヒー代がプラスされる。もちろん自分も払っていた。

話が脱線してしまったが、とにかくそうやって先人にしてもらったことは、同じように返していきたいのだ。

毎月3〜5万円分も缶コーヒーをごちそうするのは愚行かもしれない。
役に立つかどうかも分からないことをせっせと書くのは無駄かもしれない。

それでもやった方がいいと思う。

よく分からんが、そういうバトンパスは重要だと思うのだ。

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