考えていること①

 いやぁ、noteを投稿してから何ヶ月が経ったでしょうか。生きてます。大学に通いながら就活をぼちぼちと進めているところです。久しぶりに「何しようか」となったので、今まで文字に起こしたいと考えていたことを書き進めようと思います。

 突然ですが、私は動物が大好きです。全ての動物が基本的に好きです(虫はごめんなさい…苦手です)。その中でも特に好きなのが、犬です。私は犬が大好きで、家でミニチュアダックスを飼っています。

 なぜ犬のことをいきなり書いたのか。私はこの数ヶ月間、ずっと「ペット」や「犬」「猫」「動物」について考えを巡らせていました。というのも、私はペットショップが嫌いです。よく見かけると思います、イオンの中にあるペットショップで、たくさんの子犬・子猫たちが透明なガラスで隔たれた狭い空間にいる光景。その光景が私は本当に苦手です。

 なぜ苦手なのか。あんなにかわいい子たちがたくさんいて、癒しの空間じゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。というか、殆どでしょう。確かにかわいいし、私も子犬子猫は本当に可愛くて愛しい子たちだと思います。けれど私は、同じ命を見せ物のように扱っていると思ってしまうのです。「そんなこと言ったらペットショップという商売が成り立たないし…何言ってるの?」と言われるでしょう。それはその通りで、ペットショップというのは動物に値段をつけて提示して、商売をしています。ペットが家にいることで、家の雰囲気は明るくなり人間の生活が豊かになるものです。私の家もそうです。だけど、だけど私は動物に値段をつけて売り買いすることに疑問を持つし、嫌悪感を持ちます。

 私の家にいる犬は、動物病院から来ました。前の飼い主の方がご都合により飼うことができなくなって動物病院に預けていたのを、私のお父さんが話を聞きつけて連れてきてくれました。もう10年ほど前になりますがあまりにも突然だったので、お父さんから連絡がきた時のことをはっきりと覚えています。当時小学生だった私と妹と一緒に成長してくれたうちの犬。今も超超元気でとっても嬉しいです。一緒にいる時間を過ごすほど、家族の中で中心になっていて何をするにもみんなが犬のことを考えています。それほど大切な大切な存在です。これを打ち込んでいる今もとても泣きそうになってます。と、話が飛躍しましたが何を言いたいかというと。動物に値段をつけることに疑問と嫌悪感を抱いている。そして、世の中には捨て犬・捨て猫、捨てられた動物がたくさん存在する。俗に言う多頭崩壊も起きている。私はこの現状にひどく心を痛めていて、一刻でも早くかわいそうな、辛い思いをする動物たちを救ってあげたいと心から思っています。私は今大学生ですが、具体的にこれらを解決するために行動しているわけではありません。しかし、何か私にできることがあればやりたいと心から思っています。YouTube等で犬猫を保護しているNPO法人の方の動画を見てから、この思いが非常に大きくなりました。早く何かできることを見つけたいと思います。

 そして、もう1つ考えていることがあります。これもここ数ヶ月で知ったのですが、皆さんは「ファシリティ・ドッグ」というのをご存知でしょうか?この子たちは主にラブラドールレトリバーに多く、小児病院に入院している子どもたちに「癒し」を届ける犬たちです。私がこの活動を知ったのはYouTubeでした。インスタもTwitterもフォローさせていただいています。先月は決して多額とは言えませんが、募金もさせていただきました。心を打たれたのは、病気と戦う子どもたちのお友達となって癒しを届ける犬たち。訓練中の犬もいるようで、毎日投稿を見ては心を打たれています。偉いなあ、優しいなぁ、すごいなぁ。と心から思います。このような犬たちは、少し大きくなってから訓練をして、ファシリティ・ドッグとしてデビューするのでしょう。警察犬や盲導犬もそうです。自分の意思に関係なく、それが当たり前のように。私はこのことを複雑に思ったり、しかし「偉いな、すごいな。」とも思ったりします。動物園という施設についても思うことがあります。でも私は動物が好きで、動物園の動物をみると癒されます。この件について考えるとキリがないのはわかっています。自分の中でも答えは一向に出ません。素晴らしい、素敵な活動だと思うし、決して犬たちが無理をしてやっているわけではないと思います。私はこれからもファシリティドッグのNPO法人さんを支援し続けたいと思います。いやぁ、何が言いたいのかわからなくなってしまいました。とりあえずずっと考えていたことは文字に起こしたのですっきりしています。

 「うちの犬猫はペットショップから来た」という方を否定する気持ちは本当に一切ありません。その子たちが一心に愛されていればそれでいいと思います。どこから来たかは関係ありません。だけど、目を向けるべき場所があると思い、このノートを書きました。私はこれからもペットショップは苦手ですし、自分から行くことはないと思います。何が犬猫、動物にとって幸せなのか人それぞれ考えることがあると思います。私はただ、野生でなく人間界にいる全ての犬猫、動物が幸せに生きることを心から願っています。それが私の望む世界です。