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子供支援についての現実と理想

 出産・育児支援について、自分の経験から感じていることを残してみようと思う。
 経済的不安は、女性も強いが男性の方が強いことを身に染みている。なぜなら、共働き世帯というのはどちらかが欠けると生活が成り立たない。
 そのことを覚悟で子育てをする気持ちを持ったが、夫が必要なものにまで節約と言い始めたのは正直、つらかった。それくらい、共働き世帯の産休・育休生活は成り立たないのだと、痛感した。
 国が現金給付をしてくれているが、光熱水費や物価高騰で買い物も出産前よりも激減しているにも関わらず、現在、子育てに揃えたいものを買えない状況が続いている。
 ただ、私としては子供の安全を守るためのものなので早めに(育休が終了する前に・・・)揃えたかったが、夫と話し合って購入するスタイルの場合には時間がかかる。

    例えば、子育て世帯には子供のマイナンバーカードを提示して、子供の物を購入した場合、補助金が出るしくみにするのはどうだろうか?
    うちのように、あらゆる機能がたくさんあるものよりも、ベーシックな物を望んでいる世帯が大半ではないだろうか?
    経済的に余裕がある場合は、少し予算を増やして子供のために頑張ることで、親としての満足感も沸くのではないか。
   
     介護保険のように、てすりの改装に○○円補助があると話すと、比較的介護認定もハードルが下がる場面があり、出産や育児もあらゆる人が経験することなのだから、このような補助の方法があってもいいのではないか。

     皆同じを望むから話がややこしくなるだけなのでは?と、感じるときがある。
     私は、子供を持てなくて働き続けるしかなかった気持ちを持っていたときに感じていた、不平等さからきている。

      働き続け、不妊治療を受け、それを周りに気づかれないように働き続け、収入は紙では増えていくが、税金も増えたために手取りは減額していく感覚があった。
      そこに、子育て支援として現金給付がニュースになると、社会に怒りを感じ、やり場のない怒りは、自分自身の過去に向かい、あの時こうしていたら、とか考えてしまう。
      そして、すべて投げ出したくなってしまう気持ちと、決めた時期までに妊娠しなければ、離婚し、仕事も辞めようとまで考えていた。

     ニュースでは親が子供のために貯蓄をと話すたびに、今必要ではないんだなぁと、必要な人に回してあげてください、みんなの税金と何度思ってきただろう。

      子供は、無邪気におもちゃ欲しいと話しており、子供らしさに涙が出てきた。

     補助金制度で、紐付けされていたら、申請もしなくていいし、手続きのために貴重な有給も使わずにすむ。
     私は働き続け、結婚してからも、銀行や病院しか有給の使用をしてこなかったので、有給を家族のために使えるのなら心から感謝するだろう。

     出産までのマタニティグッズや、出産後の産褥婦さん用の身体回復グッズ、子供のベビーベッド、衣類、体重計、ベビーカー、抱っこひも、オムツ、哺乳瓶や関連商品、搾乳器や関連商品、チャイルドシート、離乳食商品など、項目がたくさんあるからできないと言われると思うが、一番必要な支援だと思う。
     自分が相手の立場に立って考えて、不便だなぁと感じるんじゃないかと思うときに相手に確認して認識の合致やすり合わせをしていくことが、相手のニーズを汲んだサポートだと思う。

     首相や政治家は、声の大きい人の声を聞き、実現しましたと嬉しそうだが、世の中のお母さんたちは頭のなかが?しかないと思う。

     ずれてるよ、また。小学生の頃にニュースではりきって話してたこと話してるよ、、、。と、ため息混じりだろう。

     忘れないで欲しい。
      結婚や出産を望んでも叶わなかった事情がある人たちの存在を、税金を納め続けてきた国民の声も。
      その人達がいるから、子供も高齢者も生活ができてることを、その人達にもリフレッシュできる時間の確保や、不妊治療を断念せざるおえなかった方の税金控除なども考えられる世の中になると、少しはママさんや子供に寛容な社会になるのでは、、、と、理想を文字にしてみました。

     ここまで読んでもらいありがとうございました。スキや、他の記事も目を通してもらえると嬉しいです。

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