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ZARD『時間の翼』
どーも、ゲッティです。27日。坂井さんの月命日ですね。
いつも寄り添ってくれるZARD/坂井泉水さんの歌、詞に感謝です。恩返しに少しでも皆さんにも興味を持っていただけたらと思い、曲紹介をします♪
今回は『時間の翼』をご紹介!
『時間の翼』
『時間の翼』(作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果)は9thアルバム「時間の翼」に収録された曲です。NTT西日本「フレッツISDN」のCMのタイアップソングですね!
このアルバムができた際には、まだ2番のサビ以降しか完成していなかったようです。「時間の翼」のアルバムは一度廃盤にして、30周年記念リアレンジ盤としてリリースされています。以下インタビューです。
「『時間(とき)の翼』をリリースした2001年頃はHIP HOPやR&Bが台頭し、クラブ・サウンドや16ビートのグルーヴが主流でした。そういう時代の流れの中で、本来8ビート・サウンドを得意とするZARDもRAPに挑戦したり、HIP HOPのグルーヴを取り入れる等、新たな音楽性を模索していた時期に完成させたのがこのアルバムでした。詞(ことば)を一語一語大切に歌うヴォーカル・スタイルを持つ坂井さんはレコーディングにかなり苦戦しながらも、果敢に挑み、当時の最善を尽くしたものをリリースしました。しかし暫く経ってから、〈ZARD作品としてどこか納得がいかない〉というような話が坂井さんから長戸プロデューサーにあり、長戸さんも同意見でした。その時、2人の間でじっくり時間をかけてきちんと作り直し、いつか良いタイミングに発表しなおそうと約束が交わされたそうです。僕らも以前からその話はお聞きしていたので、30周年の節目に坂井さんとの長年の約束を果たしましょうという事になって本格的に制作を開始しました」
サブスクではリアレンジ盤は配信されていますが、オリジナルの音源は未配信ですね。
完成版が次の10thアルバム「止まっていた時計が今動き出した」に収録されています!
それでは、『時間の翼』についてのインタビューを紹介しますので、ぜひ坂井さんの想いに触れてみてください🥰
インタビュー紹介
アルバムタイトルの時間の翼も、10年という時間の経過を振り返って懐かしむと共に、振り返らず今ここではない場所へと羽ばたきたい、という気持ちでこのタイトルを付けました。
とてもすがすがしい曲です。以前1コーラスだけアルバムに収録したことがあって、その第2章といいますか、完成型(続編)ですね。
詞を書いた時は何となく街を歩く、恋人達の様子が浮かんだのですが、一言で言うなら"青春"という感じですね。すがすがしい曲、アレンジですしね。」
青春、いいですね😄
夕暮れ時を歩いている二人のイメージが湧いてきますよね♪
それではそんな想いが込められた『時間の翼』の好きな詞をご紹介♪
自分の考えや解釈を押し付けるつもりはありませんし、違和感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、「そんな考え方もあるんだな」程度に思っていただけたらと思います。各々の感じ方や曲と結びつくご自身の思い出を大切にしていただけたら幸いです✨
好きな詞
その1:「幸せ」語る人程 ほんとは寂しいんだよ
ふとした時に「幸せ」について話した経験、僕はありますね。
振り返ってみると、何が幸せかを話したり、相手の幸せについて聞いたりすることで、「自分が幸せかどうか確かめたい」とか「周りの人より自分はましだから大丈夫」とかそういう気持ちがあったかと思います。
危機的状況は別として、「幸せ」というものは、自分の外側にあるのではなく、今すでに「幸せ」であるということに気が付くことが大切なんだと個人的には思いますね✨
自分が「幸せ」だと思いたい裏には、寂しさが隠れていることに気が付かせてくれる素敵な詞ですね。坂井さんも自分に言い聞かせていた部分があったのか、気になりますね。
その2:諦めるのは まだズッと先でいいじゃない
僕は諦め癖があったり、継続力がなかったりします。新しいやり方を探すために諦めることも大切ですが、自分の好きな事ややりたい事をすぐ諦めると「もったいないな」と思うこともしばしば😅
そんな時にこの詞を聴くと坂井さんに応援してもらってる感じがしていいですよね♪
気になったこと
蒼い夕暮れって何?
ラスサビでは「赤い夕焼け」と出てきますが、それ以外はサビでは「蒼い夕暮れ」と出てきます。「夕暮れなのに蒼…なんで?」と思いました。
試しに「蒼い夕暮れ」でググってみたら、なんと「ブルーモーメント」という現象が出てきました!Wikipediaからご紹介。
ブルーモーメント(英: blue moment)は夜明け前と夕焼けの後のわずかな隙に訪れる、辺り一面が青い光に照らされてみえる現象。天気が良かった雲のほとんど無い、または全く無い空気の澄んだ日にだけ現れる。
夕焼けが赤く、日没の前から日没直後まで見られることとは対照的に、ブルーモーメントは青く、日没後の短い時間しか見ることができない。時間が経つにつれブルーモーメントの青色は暗くなり、夜の暗闇に変わる。
日本においては天気の良い日没の直後、目の前の風景が青に染まる時間が数分~10数分間ほど訪れることがある。
tenki.jpさんが解説している動画もありましたので、そちらも紹介しますね。
視覚でとらえると、「なるほど!こういうことか!」と理解が深まりますし、曲の情景がより鮮明に浮かび上がってきますね😄
坂井さんは小さい頃によく「なぜ?」と質問する子どもだったようなので、僕も気になった詞はスルーせずに調べて、より曲を味わえるようにしようと思います✨
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
『時間の翼』は自分の気持ちに気が付かせてくれたり、癒しが欲しい時に聴いたりすることで活力になりますね♪
坂井さん、これからもどうぞ、寄り添ってください。
(本文の歌詞は『時間の翼』作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果からの引用)
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