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# 5 出口でしっかり鳴らす(口の中編)

前回表情筋の話をしましたが、

・今回は口の中や顔の空洞のお話しをしたいと思います。

さて、音楽の授業、合唱指導などの時先生から、

『軟口蓋を開けて』とか言われませんでしたか?

・軟口蓋(なんこうがい)それはここ!!

口の奥の方 口蓋垂(のどちんこ)の上側一体を言います
筋肉と粘膜で出来ているので、動かすと上下に動きます。


歯の裏側の固い所は骨と皮で固いので、硬口蓋といい動かすのは難しいです。

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そんな軟口蓋を『上に開けて』と言われて自由にひょいひょい開けれたら、苦労はしないですよね。

そこで、

・軟口蓋の簡単な開け方 

をお教えします。

実はとても簡単!!




欠伸🥱」(あくび)をしてみてください。

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そう。顎が下に下がって、カポッと口の中の空洞が開きましたね。

さぁーこれで軟口蓋が上がったと言う算段!!

バスや、アルトの方には このままで有効です

深くて良い声が出やすくなります。

・一工夫してみよう

というのもソプラノやテノールの「高い音を使いたい人」には
下開けのあくびだと、声が下がる傾向にあります
なので自分の音域の声を出す準備のための(軟口蓋をあげる)という
欠伸も一工夫が必要になります。

プリンセスの欠伸。(さちこ命名)

プリンセスのあくび

デ〇ズニーのプリンセスは寝起きに欠伸した直後に 歌い出し 鳥や動物達と語らいますよね!

あれは、欠伸の時点から高音歌う準備をしていたのだ!!

ということで笑顔のまま (口角を開けて)あくびをしてみてください

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普段より高めの欠伸になると思います。

・これでアナタもプリンセス級の歌声に



それではまた次回。


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