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登・下校中の事件簿

僕は小学校、中学校と徒歩で登下校していました。

朝7時かそこらに起きて、朝食にケロッグを食べて眠い目を擦りながら毎朝向かっていたのをよく覚えています。

僕の家から小学校まで歩いて約20分、中学校までは30分と、今思えば往復にしたら結構な距離を歩いていました。

その毎日の2、30分、往復で1時間弱の道中では色々なことが起きました。

"外国人のお姉さんに頭撫でられる"

これはかなり前のnoteで書いたような覚えがあるのですが。小学校低学年頃の下校中の出来事ですね。
1人で下校していると、白人美女2人組が向かいから歩いてきてすれ違い様、何やら僕に話しかけてきました。

小学校低学年の僕の英語力だと
唯一聞き取れたのがEnglishという単語だけ。

きっと彼女達は道に迷っていて英語できる人を探していたんでしょう。

異国の言葉にキョトンとしている僕を見かねて、「いきなり話しかけてごめんね〜」的な事を言って僕の頭を撫でてお互い逆方向に歩き出しました。

ドキドキした。

僕の地元、印旛郡栄町はあまり外国人観光で来るような場所ではありません。何故あんなところに迷い込んでしまったのでしょう。

そしてあの2人組は家に帰れたのか?

"ゴールデンレトリバー"

小学校の下校の道中に周りの家と比べると比較的新しい家がありました。そのお家はお庭が道路に面していて10cm幅ごとの細い柵が建ててありました。

そのお庭で飼われているゴールデンレトリバーが僕が通る時にいつも顔を柵の間から顔を出してくれるんです。
僕は10cm幅の柵から両手を入れて、少し背伸びをしつつ、悪い事してる訳じゃないのに何故か人目を気にしながらそのゴールデンレトリバーを、撫でまくっていました。

すごく人懐こくて、かわいかったなぁ。
勝手に名前まで付けていたと思うんですが、その名前は忘れてしまいました。

しかし、ある日を境にその庭からゴールデンレトリバーの姿が消えました。
室内飼いになったのかなー。とか色々考えましたが、きっと星になってしまったのでしょう。

また会いたいぜ。

"うんこ"

下校中は友達と喋りながら帰る為、時には立ち止まって長話をする日もありました。
その最中にどうしてもうんこを、我慢できなくなってしまった友達が立ちションのような感覚で、申し訳程度の草むらに座り込み、めちゃくちゃ周りから丸見えな所でうんこし始めました。

終わったと思ったらトイレットペーパーがないことにそこで気づきます。
そもそもそいつの家はその現場から歩いて3分くらいの所だし、そのくらい我慢して帰ればよかったのに。

どうしても我慢できなかったのか、あろう事に側に生えていたデカ目の葉っぱを一枚千切って拭き始めました。爆笑しました。

僕はその一連の流れとうんこが出る様を覗き込んで食い入るように鑑賞していました。

授業で行ったどんな劇団の鑑賞会よりも記憶に残っています。



書いていて思ったのですが、
やっぱり朝は眠いということもあり、登校中は特に面白い事は起きないですね。

何か事件が起きるのは学校も終わって気が緩んだ下校中ですね。

まだまだエピソードはありますが、
今日はこの辺にしておきましょう…。

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