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もうそろそろ覚悟を決めて先に進みませんか?

昨日はグローバル・エデュケーション代官山オフィスにて、Zoomで私のパーソナル・グローバリゼーション&グローバル・エデュケーション福田代表による右脳型英語学習法。

通信系IT企業の30代から50代14名ご参加。中国人社員もいらっしゃった。せっかくの機会なのでできるだけ発言をいただいた。
中国では雇用形態がほとんど1年とか3年の契約であり、評価が低ければ契約は当然更新されない。
日本のような終身雇用という形はとっていない、以前に比べてトップダウン型から大分コンセンサス重視になってきているなどインプットがあった。

パーソナル・グローバリゼーションのセッションでは、外国人の参加があるとリアルな情報がダイレクトに伝えられるので刺激的で場が活性化する。

中国人の女性の方は、トリリンガル(中国語、英語、日本語)であり、言語に関しては、英語が苦手な日本人には耳が痛い。

アジアのエリート層で、英語のできない人はほとんどいない。EUのホワイトカラーは母国語以外に英語はほぼ使いこなすことができ、それ以外のヨーロッパの言語を使える人が多い。米国人やイギリス人は英語しかできない人も多いが、それはやはり英語が世界中で通用するからであろう。これは日本人にとっては、アンフェアだが、日本語が世界の第一言語にならなかったのであるから嘆いてみても仕方がない。

このように書くと、まるで英語ができることがグローバル人材の定義のように聞こえるが、私はそのように考えてはいない。むしろ英語自体は、できることが前提であり、日本で仕事ができる人に、中途半端な英語力をつけた程度では、グローバルで通用しない。

英語だけでも、30代40代になってこれからやることにうんざりしているのに、英語などは当たり前で、その他のスキルやマインドを身に付けるなんて今さらありえない、と考える一流企業のサラリーマン・サラリーウーマンはたくさんいる。ただ、これは事実であって、いくらいやだからといって、周囲にそんな自分を受け入れてほしいと懇願したとしてもそんなに人生うまくはいかない。だから、どこかで覚悟を決めて、本気で1年から2年がんばってみるのも悪くないのではないか。鍛えるものは、専門性以外に5つの要素である。焦る事はない。もう既に自分にあるものは必ずある。6割できているものを、グローバル仕様にあと4割やればいいだけだ。

グローバルで魅力的な人材は、専門性が高く、ビジョンがあり、思考力も高く、自分自身を常に最高の状態に保つことを心がけ、かつ自分と違う価値観の人々との協働することができ、コミニュケーションのスキルセットを常に磨き、ネイティブである必要はないが、英語力を備えている。

これは、日本企業の中で長年にわたって使われてきている、グローバル人材=日本で仕事のできる人+英語力と曖昧な考え方に対するアンチテーゼであり、私の提案するグローバル人材の定義である。

今日のセッションでは、これらのマインドやスキルを、日々の業務をきちっとこなしながら、苦痛なく、むしろ楽しみながら身に付けていく方法をワークショップ形式で行った。もともと優秀な方々であり、真面目で努力家な方々であるから、後は具体的に日々何を鍛えていくのか、どのように学んでいくのかさえ腹落ちすれば自律的・主体的に動き出すのだ。

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