会話を失ってしまった時代

二代目広沢虎造
旅ぃ行けばぁ〜駿河の国に茶のぉ香りぃ
ご存知、浪花節全盛時の浪曲師だ
宇多田ヒカルのお母さん、藤圭子を聴いてたら、上手いなぁ、上手いなぁ、ちょっと調べたら、親が浪曲師、三味線引きだったとか、きっと部隊にソデで覚えたのだろうか、あのコブシ、そう、まさに浪曲だ、虎造ブシとは全く違うが
三波春夫は、浪曲が下火になってきたので、浪曲歌謡と云う分野を開いた
舞台、レコード、ラジオ、テレビと、メディアがどんどん変わっていった
映像を含め、数多く、手軽にいろいろなものが手に入るようになり、口伝え、噂から、本物、偽物を話してた時代から、誰が何してるかさっぱり分からない時代になった、共通の話題が全く無くした時代になった
そう、会話を無くした時代になった

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