百年とナノ、ピコの世界

その昔、電気科が一番だった、その頃、応用化学がビリだつた
そして、今から思うと、そう電気産業最盛期には、電気科は、ビリになっていた、そして、応用化学は、どんどんノーベル賞の受賞者を輩出していて、それは今も続いている
電気の分野は、強電、情報、通信、半導体、それぞれ違う原理にもと付いて、産業分野としても、当然バラバラになっていった
電気があくまでも一つ手段であって、それぞれパワー、ビット、周波数、誘電体、コンテンツ等々とその分野をドライブするものが全く違う
にも関わらず、ほとんど同じ会社集団で事業を進めようとして、結局、意思決定が縮んでしまったのでは無いかと思う
私の様な発電屋と半導体、通信など、仕事の中身になるとほとんど会話出来ない
それを同じ会社にしていたのが電気産業が衰退していった遠因じゃないかと思う、それぞれ全く時間軸が違う、発電屋は、何十年だし、半導体は、数年で全く違うものを作っていた
横浜の片隅で米支の戦いと大和の国
の行く末を心配していたり、国家百年の計を思ったり、また、子供から揶揄われるのだろうか
しかし、さっき食べたものも、昨日どこ行ったかもあやふやになり、これを追求すると、それはそれで幸せかな、世間からおさらばする時期が来たかも知れない

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