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止め名跡

この本は、宝の山だった
東京、いや江戸の水道だった玉川上水を造った玉川兄弟が入っていた
どうも三度目にようやっと水が通り、最後は、当初の予算も使い切り家財も何も売り払ったとか
基本的には関東ローム層なので水は、染み込んで通らない
少しの傾きを測りつつ、上手に経路も設定したようだけど、あまり詳しい記録が残って無いそうだ
その後、この上水管理を任されて、それなりの生活出来る様になったらしいが、子孫が職権乱用、身分不相応な華美な生活だとかで江戸払いとなったとか
まあ、特権は、三代くらい、85年で取り上げられた様だ
川柳に、売り家と唐流で出す三代目ってのあるが、その通りかも知れない、よく出来ている、あの名跡の正蔵も泣いてるよなぁ、止め名跡にしておく知恵が欲しかったと思う

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