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今年のルールブックは黄色

審判をしていた頃は、毎年のルールブックの改訂の度にマーカーをしながら読む、すると毎回新しい、ま、小さな頭だから、仕方ないのだけど、情けなくもある、そしてシーズン初めに講習会がある、そして、はじめた頃の失敗を繰り返す、そう、昔たどった道を思い出しながら
特にソフトボールや大人になると球も早いし、変化球もすごい、チェンジアップなんぞ投げられたら、体ごとずっこけてしまう
無事に投げたらベースの上を眺めるに限る、すると勝手にボールが飛んで来て、バッターが膝を出して死球を稼ごうとか、チェンジアップを打つのにバットを握り直したりしてるのが見えてくる、観の目だ
物理も三体問題は解けないとしてるし、武蔵も観見の目付けって書いてる、動く球と止まってるストライクゾーンの三つを眺めるのだ、ともかくベースの上だ
ソフトボールはでっかいから、当たると大変、ファウルチップの時など、顔を動かさず、マスク面でしっかり当たらないといけない、いつか、マスクも球もフッ飛んだ事があった、ゴムの焼ける臭いを残して、キチンと当たったので平気だったけれど、周りは、ビックリしたらしい

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