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長編note

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様々な長編のまとめ。これが人生です。
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2020年7月の記事一覧

初めてのレコーディング、そして悲しいお知らせ【ネガティブリアクションズ⑧】

みんな生きてると思うんだ。ある日を境に目の前にいなくなった、どんな人達も。 画伯ちゃんの新しい行動で、"ワクワク・ときめき"を感じてくれたら、また連絡をくれるはず。 画伯ちゃんは過去の呪いを解きながら、みんなに新しい呪いをかけていくんだ。 面白いことを"する"って決めたんだ。 そんなことを感じた前回の"モミーちゃんとの出会いと別れ"。 その間にバンド内にも大きな変化があった。 時間を2005年夏にまで戻して、ネガティブリアクションの続きを書いていく。 ここまでを、そ

モミーちゃんはアナーキスト👩🏻【ネガティブリアクションズ⑦】

2人組の狂気バンドにベースが加わった。そして出会っていく様々なバンドマンたちの影響を受け、バンドは大きく変化していく。 人生のすべてを賭け、世界を変えるために動いていた。 バンドの認知度を上げるために、魔法のiらんどでホームページを作り、"送料も無料でデモテープを配布する"と書き込むと、思いのほかいいリアクション。 行ったことのない土地からの応援の声や、デモテープを求める声が届いた。 その中に東海地方に住む同い年の女性がいた。 その人とだけ、世間話的にメールをするよう

【※初期音源まとめ映像あり】ディストーションベイビーズ、HPに寄せられたお便りをご紹介!【ネガティブリアクションズ⑥】

3人組になったネガティブリアクションズ。音楽性を高めつつも狂気の炎を絶やすことは無かった。 すべての舞台を食い尽くして、世界を変えるために行動を超スピードで起こしていく。2005年の夏。 ・巨大てるてる坊主の設置 ・市場で購入したネギの調理と配布 ・特に意味の無い時間たち そんな(自分たちなりの)本気の表現ができた上で、好意を持ってもらえたSAMSUNG5とNOW OR NEVERの2組のバンドとの出会い。 大きく人生が動きだし、彼らに感化を受けつつも、画伯ちゃんはバン

【※LIVE映像】2005年上半期 LIVEダイジェスト!【ネガティブリアクションズ⑤】&僕なりの女装スタイル

2人組の狂気バンド"ネガティブリアクションズ"。結成3ヶ月後には、色の白いベーシスト"色白"が仲間に加わった。 ドラムとギターの2人で、音楽性より世界を変える目的に特化した表現から、徐々に音楽めいたものになっていく。 レコーディングをしてみようという話も、大きく進んだ。 それと並行し、結成後2回目のライブを終えたネガティブリアクションズは、見ていたお客さんや対バンから興味を持ってもらえ、今後の人生を動かすような大きな出会いも得る。 本気の表現をすれば、運命は動き出す。

色白なベーシストが加入。SAMSUNGⅤとNOW OR NEVERとの出会い【ネガティブリアクションズ④】

自分の全てを詰め込んだPUNKとは...?それを胸に2005年時点での出来る限りをぶちかまそうと、奮闘するネガティブリアクションズの2人。 俺たち以外は仲良しなメロディックパンクバンド達が集まった、アメ村のライブハウスでのブッキングイベント。 そこに改名を決めたばかりの、ネガティブリアクションズに出演の声がかかった。 ドラムとギターの2人組バンド。 いろんな想いを込め、多くの小道具を用意して、世界を変えてやろうと意気込んで舞台へ飛び出す。 その時の様子↓↓↓ (You

【※LIVE映像あり】アメ村新神楽2005年5月4日【ネガティブリアクションズ③】

世界を変えるしか無かった画伯ちゃん。 生きていくためには自分を変えて、世界の見え方、受け取り方までも変えるしかない。 誰のことも救えないし、誰の気持ちも変えられないからね。 前回までは、バンド名を"ネガティブリアクションズ"に変更することを決め、2回目のライブに臨む直前までを書いてきた。 2回目のライブは、対バンが全員メロディックパンクバンド。 同い年くらいなのに、輝いて見える彼らがひしめき合うなか、タバコを吸い、構成したステージングを楽屋でシミュレーションする画伯ちゃ

"巨大てるてる坊主"を吊るして、ライブステージングの概念を変えちゃおうぜ!【ネガティブリアクションズ②】

頭がおかしくなっていくのがわかる。"精神病、引きこもり、女装者の気持ちに立って曲を作っていこう" そこに"シュールレアリスムとは名ばかりの、無意識、超現実、暴力、狂気"を用いて。 そんな目的でドラムとギターの2人組バンドを組んだ。 名前は"ネガティブリアクションズ" 2005年3~4月。 "少し悲しいけれど、俺たちフィリピンには撒かれていない枯れ葉剤たちだろ?(仮)" という名前で活動するつもりが、あまりの長さから、周りに"フィリピン"と呼ばれてしまう。 前売りチケ

少し悲しいけれど、俺たちフィリピンには撒かれていない枯れ葉剤たちだろ?(仮)【ネガティブリアクションズ①】

「"世界を変えることができる"と思える表現に辿り着けた。 感情のすべて、思考のすべて、人生のすべてをそこにぶつけた」 題材も絞り込んだ。 シュールレアリスムとは名ばかりの、無意識、超現実、暴力、狂気の集合体。 ~精神病、引きこもり、女装者~ 2005年の、曲の中に出てくる歌詞だ。 信じられないな。信じられない。 そのときは、その世界観が好きなだけだったのに。 今では精神障害者だ。 そして引きこもっている。 女装者にも確かに興味を持ち続けている。 2005年の春が来

親友から告げられた別れに、画伯ちゃん号泣...!ジャイアントジャンカー(3人時代)【過去のバンド】

大学生の頃、ジャイアントジャンカーというバンドを組んでいた。2004年から1年ちょっと。 高校で出会ったGODくんに「ベースやらへん?」と誘われ、それまでドラムをしていた画伯ちゃんはベースを買うことに。 バイト先のマクドナルドで出会った、2つ年下でまだ高校生だった鼻くんにドラムを叩いてもらい、鼻の同級生である「メガネ」にボーカルをしてもらった。 大阪アメリカ村新神楽、尼崎DEEPA、豊中LIPホールというライブハウスによく出演していた。 DEEPAの紹介で、系列のアメ村

自分のベース音が、君たちのリズムと絡みあって【ジャイアントジャンカー(4人時代)】※映像あり

大学にまったく通わず、ずっと曲を作っていた。不安で汗が止まらなくて、電車に乗れなかったから。 毎朝、毎晩死のうと考えていた。 でも、そのたびに閃きが走る。 曲が頭に思い浮かぶんだ。 自分を救ったのは、自分の頭と行動によるものが大きかったように思う。 そして画伯ちゃんには、バンドがあった。 ジャイアントジャンカー(というバンド)の、超特急な音楽が加速していく。 今回は、その中編だ。 新しいベース 自分だけのベースが欲しいと思い、梅田の楽器屋さんへ。 白いSteinb

バイト先で出会って、バンドを組んで【ジャイアントジャンカー(4人時代)】※映像あり

高校時代に組んでいたバンド"女子バレー部"。それが三年間の全てだった。 電車が怖くて、不安で。人とうまく話せている気がしなかった人生。 そんな画伯ちゃんが、それでも"学校に向かいたい"と、心から楽しんで取り組めたもの。 人生で初めて自分から、「こんなんしてみようや〜」と意見を出したり、行動を起こすようになれたもの。 それがバンドだ。 前々回に話したGOD君。 彼とのその後を描いていく。 今回は画伯ちゃんの大学時代編。 前回までは↓↓↓ 過去のバンド↓↓↓ マクド

【初ライブをしたよ】女子バレー部【高校時代のバンド】※映像あり

高校に進学して再会したGOD。幼稚園時代の知り合いでもある、彼の仮名。 お互いHi-standardが好きだという共通点で、仲良くなっていく。 そして家に行き来するようになる。 ある日、画伯ちゃんが気になったままわからなかった、PVのアーティストがNOFXだとも気づかさせてくれた。 二学期になり、彼が話を持ちかけてくる。 「なぁ、バンドでドラムせぇへん?」 彼はクラスメイトとしていた、ドラム担当のバンドを抜け、自分がギターのバンドを組みたいらしい。 面白そうだ。ド

【GOD編】女子バレー部【高校時代のバンド】

前回までは画伯ちゃんの2020年の恋愛を書いてきた。 今回からは過去のバンド活動を、音源や映像で振り返って、noteに残していきたいと思う。 女子バレー部 2000年頃、高校1年生だった画伯ちゃん。 入学して、すぐに話しかけてきたクラスメイトがいた。 GODだ。 (note内の仮名) 窓の外の緑を眺めていた画伯ちゃんに、GODはこう話しかけてきた。 「幼稚園一緒やったの覚えてる?俺は覚えてる!」 「え...!ちょっと知らないです...」 人見知り全開の画伯ちゃん

みんなありがとう、またいつの日にか【高松days終】

障害を抱えた2人が出会うも、コロナで会う機会が減っていく。画伯ちゃんは4年ぶりに恋人ができて舞い上がっている。 CBDグミを一緒に食べて、眠剤を一緒に口で溶かしあった。 何が溶けていく?何が見えている? 行動だけが自分を救う? 行動だけが世界を変えられる? そう信じて行動をはじめた。 じゃないと殺される。世界に。 そして自分に。  画伯ちゃんは生きてる? 相手は?生きてる? これを読んでいるあなたは、 生きてる? 前回までは↓↓↓ 今回の恋愛についてマガジン