ついつい水分を摂っちゃう話

家で作業をする時も、出勤時のカバンの中にも、職場で仕事をする時も。お茶、水、炭酸水など、さっぱりする飲料水がないと不安になるタイプの人間です。今文字を打っているパソコン台の上にも、コップが2個と蓋の開いていない炭酸水、飲みかけの野菜ジュースが鎮座しています。多い。飲み切れていない。

時たま『1日に水を2リットル飲みましょう!』みたいな提唱がありますよね。私は「自分に合った量を飲めば良い」派なのであまり気にしておらず、そういう意味での強迫観念はありません。ではどんな思いで水分を摂っているのか。例えば、「頭痛が出た時にすぐに薬が飲めるように」。これは他人に言って理解が得られる最適解なのでよく理由にします。でも本音は「飲んでいないと安心できない」から。

体力がなく体調にも不調が出やすいので、食事の際は大変です。「今、お肉を食べたら確実に胃がもたれる」「玉ねぎは香りが口の中に残って気になる」「白米はちょっとキツイ」など。胃や喉、口に違和感がある時は水分を流し込めば少し落ち着くので、次第に飲料水がないと不安になっていたんだと思います。腎臓だいぶ頑張ってますね。その分お手洗いにもよく行きますし、仕事中我慢しすぎて膀胱炎にも悩まされています。

また、朝食を食べられない日が多いのですが、仕事で朝から勤務の時は食べないわけにはいきません。そんなことをしたら、電車の中で確実に倒れます。でも食欲はない。なので「とりあえず水分を流し込もう」と考えてしまうんですね。結果、野菜ジュース、お味噌汁や卵スープ、鍋やおでんなど、水分が多い系が食卓に並びます。でも不思議と、これならするすると胃の中へ入っていく。冬は温めて食べることもできるし、良いことではあるとは思います。けれど、それだけでは取れない栄養素もあるし、恐らく消化が早いからお腹もすくし、頭も働かない。朝ご飯については、まだちょっと別の方法を模索しています。

全然水分を口にしない人がすごいです。仕事中、水を飲む姿をほぼ見ない同僚がいるのですが、「それはそれで危険なので飲むようにしています」と100ccくらいの紙コップで水を飲みながら言っていました。私は仕事中、350ccの水筒2回くらいは飲むのにな…。

水を飲んで安心感を得るって自分でもよくわからないです。子どもの頃からそうだったし、体質によって異なるだろうし、何を持って適量とするのかって難しいです。でもまぁ、自分が安心して過ごせるなら、ちょっと荷物が増えちゃうくらい、いっか!という感じです。自分のメンタルを保つためにも、安心できるもの、増やしていきたいですね。

そういえば。昔、母親に「台所のシンクに飲み終わったコップがいっつもあってイライラする。新しく使うなら自分で洗いなさい」と兄妹揃って怒られたことがありました。一人暮らしの今、確かにコップを洗う回数が多い気がします。ごめんね、お母さん。

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