一人について

昨年の8-12月、僕はほとんど一人で仕事をしていた。案件が決まり、常駐することになったがその実、小さな案件ではあったので一人きりでお客さんと相対した。同期やらみんなはやっぱり近くに同期や年齢の近い人がいる。僕だけ10歳の離れた人が最も年齢の近い人だった。寂しさはあった。だが気楽でよかった。1週間に一回、アウトプットを用意すればよくスケジュールも自分で管理した。そういうわけで昼間に野鳥を見に、公園に行ったりしたものだ。翻って、今年の1月からはチーム体制になった。やはりチームでの仕事はやりづらい。意思決定の速度が鈍るのだ。それをどうするべきか、これから考えねばならない。上司からの指示が曖昧でフラストレーションの溜まることもある。けれども、昨日ふと思った。同年代がいるのは良い。生産性は落ちるけれども、少なくとも総合力は向上する。単位あたりの生産性は落ちても一人ではできないことを実現できる。一時的な調整期間を超えて、コラボレーションを強化する、そういう学びを得られてことは非常に大きい糧である。

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