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なくてもなんとかなる

コンロを買おうかなあと思うことがたまにあるが、結局買わずに暮らし続けて随分経つ。今住んでいるアパートはガス栓が付いているが、キッチンが狭すぎて置く気にならない。
コンロを使いたいと思うのは、焼いたり揚げたりしたいときだが、買うまでには至っていない。

現在、調理器具は電子レンジと炊飯器、電気ポットしか持っていない。それならば外食ばかりなのかというとそんなことはなく、ほぼ自炊である。

最近作っているものをいくつか挙げてみよう。

①野菜と肉をチンしたもの
 材料:野菜(たまねぎとにんじんはマスト。その他はキャベツや白菜、もやしなど)、肉(豚肉、鶏肉など100グラム程度。)

たまねぎとにんじんを食べていれば栄養的には大丈夫そうという謎の安心感があるのでほぼ毎日作っている。味付けは醤油や味噌、カレールーなどが多い。

例に挙げた野菜(もやし以外)はカットして冷凍保存しているので、その前提でチンする時間は書いている。

たまねぎ、にんじん、キャベツ、白菜を深皿(ラーメンどんぶりくらいの大きさ)に入れる。塩コショウしたうえで、ラップして10分くらいチン。葉物野菜はかさが減るので多めで問題ない。

もやしを入れる場合はこの後に追加して、2分くらいチン。

肉を追加して、醤油、味噌を投入のうえ、3~4分ほどチン。完成。

カレールーで味付けする場合は、肉に火が通ったあとに溶いて(野菜の水分が出ているので足りると思うが、足りなければお湯を足す)、その後1分程度チンで完成。
 
②オムレツのようなもの
 ダイソーなどで売っている「レンジで目玉焼き」的な容器に卵2個を割り入れ、塩こしょうして適度にかき混ぜる。1分程度チン。チンする時間は、レンジの機種や卵のサイズなどによって微調整が必要だが、何度かやっているとなんとなく感覚が分かってくると思う。

チーズやハムを入れても美味しい。

目玉焼きもやったことがあるが、破裂してレンジ内が大惨事になって以来作っていない。

③温やっこ
 豆腐に醤油かけてチン。簡単で美味しい。木綿豆腐の方が食べ応えあって好き。外側は醤油の塩分により水分が抜けて固くなる一方、中はふんわりやわらかいので厚揚げのような感じになる。

④パスタ
 パスタを半分に折る。深皿に入れて、塩とお湯を注ぐ。ラップをせずに規定時間チン。固かったら追加で数分チン。湯を切って完成。

⑤インスタントラーメン
深皿に麺とお湯を入れて規定時間チン。これだけ。

生麺はくっついてしまうことが多かったので止めた方がいいかもしれない。

こんな料理ばかりしているが、今のところ健康である。
飽きることもない。意外と電子レンジ料理だけでも生活できる。

一人暮らしで当たり前に必要と思っているものが、実際はなくてもなんとかなるということは意外と多い。私にとってはガスコンロはそんなもののひとつだった。

絶対必要だと感じるものが少ないほうが生きていくハードルは下がる。お金はあるにこしたことはないが、必要以上に稼いで、そのために命を削ってもしょうがない。

ということで来年も引き続き、できるだけフラフラと生きていきたい。


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