2023年9月12日の日記

我が子の爪の伸びるスピードが早い気がする。
たしか3日前には切ったと思うのだが、今日すでに我が子をウルヴァリンと間違えてしまいそうなくらいだった。最近は遊んでいると色んなものに興味を持って手を伸ばして掴もうとしてくるうえに、その手の大きさでは到底包み込めないものも全力で握ってグラブしてこようとするもんだから本当に危険だ。
抱っこをしている時に我が子が頸動脈のあたりを無邪気にギュッと握ってくることもよくあって、滑って首筋に爪の引っ掻き傷ができることもある。時々、皮膚を上手につねるように掴んでしまい悲鳴を上げることもある。
我が子が花山薫だったなら今頃私の命はないだろう。

それくらい危険なのでなるべく爪はこまめに切るようにしているのだが(もちろん我が子が自分で自分をひっかくことも予防する意味の方が大事)、最近はそれでもすぐに我々の肉に我が子の爪が突き刺さるのだ。
こんなに早く爪が伸びることに驚くと同時に、最近の我が子の何かしらのボルテージが高まっていて吉良吉影のように爪が伸びるスピードが高まっているのではないか?とついつい考えてしまう。

それにしてもみんなはどのような爪を切っているのだろうか?ウチでは我が子がぐっすり昼寝している時を狙って爪を切っているのだが、爪切りをしたせいで起こしたりしたくないし、寝かしつけに精一杯でつい忘れてしまったりもするのでタイミングが難しいなと嫁とよく話している。
とはいえ起きている時は手足をバタバタさせるから爪切りできる気もしないし。

そもそも爪切りってもう少し進化してても良くはないだろうか?
以前、車のシートも進歩が足りないと愚痴を書いた気もするが爪切り業界もなかなかだと思う。爪切りは何年間あのフォルムのままのつもりなのだろうか?私が生まれたのは1987年なのだが少なくとも私の幼少期から今まで爪切りは進化をほぼしていないと思う。
余談だが、あの名作漫画ドラゴンボールは1984年に連載が始まり1991年に孫悟空がスーパーサイヤ人に初めてなったらしい。そして、1995年の連載終了までにはスーパーサイヤ人3まで進化を遂げている。さらに、アニメを含めればスーパーサイヤ人4、スーパーサイヤ人ゴッド、スーパーサイヤ人ブルー、スーパーサイヤ人ブルー進化、スーパーサイヤ人ロゼともはやお米ばりに品種改良が進んでいるらしい。

あの、1991年初出のスーパーサイヤ人ですらこんなに進化しているのに爪切りときたら少なくとも1987年以降今まで大した進化は遂げていないのだ。

こんなことを言うと爪切りマニアの方からお叱りの声がきそうな気もする。爪切りも進歩していると。しかしその進歩したであろう爪切りは普及しているだろうか?いや、していない。
その状況をスーパーサイヤ人で例えるなら、トランクスがセルに対して見せたあの筋骨隆々のスーパーサイヤ人の状態と同じではなかろうか?
余計な筋力(機能)をつけすぎたせいでバランスが崩れ実践向きではないのだ。
だから、普及していない。そうは考えられないだろうか?
だとするとまだ爪切りは足掻いている途中であり、それを進歩と認めるにはまだ足りないのだ。

爪切り業界、頑張れ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?