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【ミア】レッスン動画作成

引き続きレッスン動画の製作に取り掛かった。

ミアレッスン動画撮影

ミアはマダガスカル出身の女性で、この当時東京にある某有名大学の大学院を卒業し、海洋汚染問題などに取り組んでいた。

そんなミアは歌やダンスが得意で、今回の撮影もとても楽しみにしてくれていた。

ミアに撮影を依頼したのは2曲。

日替わりレッスンで使用する1曲のDo you like song, そして、レッスンの終わりに使用するエンディングソングである。

以前レッスンサンプル動画を撮影したことがあり、ミアの歌唱力に全く心配はなかった。

アンドレイ同様、週末に日進まこと幼稚園に来てもらい、同じ流れで撮影することになった。

まずは一曲目。

Do you like songだ。

これは正直曲というよりはリズムに合わせて簡単に歌う程度のものなので、すぐに終わるだろうと思った。

簡単にレッスン内容をお伝えすると、まず一つの野菜、もしくは一つの果物が書かれたカードを一枚取り出し、子供たちに見せる。

そしてそれらの名前を英語で教える。

歌詞はとっても簡単で、例えばAppleの場合は、Do you like apples? と音楽にのせて4回言って、最後にDo you like apples? と再度聞くだけ。

リンゴ好きな子たちはYummyと答えて教室の右端へ、嫌いな子たちはYuckyと答えて左端へ移動する。

そしてYummy グループ、Yuckyグループにもう一度それぞれ Do you like apples?と質問する。

Yummyグループは Yes I do, it's yummy、Yuckyグループは No I don't, it's yuckyと答えるという簡単なゲームである。

そして実際に撮影したレッスン動画はこちら↓(限定公開)

見ていただくとわかるように、家で子供たちが楽しんでくれるようなクオリティには至っていないので、あくまでアルバイトの研修用動画として使用することになった。

そして次に撮影したのが、エンディングソング。

歌詞の内容はこのようなものだ。

I see your smile

I hear your laugh

You make me so happy

Happy, Happy, Happy

Thank you all my friends

Sing songs together

Play games together

All I feel is love

Love, Love, Love

Thank you all my friends

この曲に関しても、ミアがすんなりと歌ってくれたため、特別苦労した点はない。

歌がスムーズに歌えるミアに本当に感謝である。

この曲は今でも必ずレッスンの最後にByebye songとして使用している。

これで全部で4曲が出来上がった。

後はHello song そして、ABC songをマイカで撮影すればひとまずレッスン用の曲は全部取り終えることになる

そして、それが終わったら今度もそれぞれの自己紹介動画、そして僕自身がこのプロジェクトのコンセプトを説明している動画も撮影しようと考えた。

避けられない問題

そして早速、マイカにもアンドレイ、そしてミアと撮影した動画を共有して、撮影のイメージを掴んでもらい、次の週末にでも行おうと思っていた。

しかし、ここで大きな問題が起きた。

マイカは普段、都内某所にあるインターナショナルスクールに勤務しながら、休みの日に僕のプロジェクトを手伝ってくれていた。

そしてマイカが来られるのは月曜日だった。

しかし、マイカの働いているインターナショナルスクールの同僚が、急に一人辞めることになったという。

しかもその同僚は月曜日が出勤日だった。

そして、マイカがその同僚に代わってこれまで休みだった月曜日に出勤しなければいけなくなってしまったのだ。

いつ頃元のシフトに戻れるかもわからないというマイカ。

せっかく違う国から来たバランスの良い3人が集まったというのに、また別の人材を探すしかない。

しかし、仕方のないことだと思った。

この時はまだ立ち上げ段階で、正社員やアルバイトとして十分なシフトを与えてあげることは出来なかった。

したがって、時間の空いているときに手伝ってもらう程度で力を貸してもらっていたのだ。

アンドレイ、マイカに関しては本業があり、その会社から日本滞在に必要な就労ビザを供給してもらっている。

そのため、もちろんそちらを優先することに反対は出来なかった。

ということで、マイカの撮影は一旦お預けとなった。

こういった問題は次々と出てくるであろうから、毎回ショックを受けて立ち止まっているわけにはいかないが、早速雇用する難しさを少しずつ知ることになった。

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