ノブとEテレ
私は単純なのでいいなと思う人から「それ書いてみてほしい」って言われたらホイホイ書くふしがあります。それがお世辞でもサービストークでも、その時私は嬉しかったし、あ、この人が言ってくれたなら書こうって思うので。ちょうど昨日の日曜日にマッサージに行って、標記の件についてセラピストの方と話をして。
私はこういう風にストレス源と向き合ってます。という話からだったんですけど、それについてとても笑ってくれて「書いてくださいよ」「じゃあノブとEテレっていうタイトルで書きますね。ノブが新レギュラー持つみたいな感じになりますけど」なんて会話をしたので。書いた次第です。
ノブ
自分が何かを書いたりする時に、心の支えにしている言葉があります。
それは、特定の有名人ではない、一般の方のつぶやきで。当時バズって、現在はアカウント削除してしまったようなので、テキストのみになってしまうけど。
「服の構造が、シワが、頭身が、関節が、この角度でこの手足の位置はおかしい、簡素すぎる、もっと奥行きを」とかいう反省会してると稀に脳内の千鳥ノブが「趣味じゃ〜〜!好きに描きゃええんじゃ!!村でも焼かれるんかいっこ間違えたら」と薙ぎ払ってくれる。
— 鱧 (@hamotaberu) 2018年1月31日
これが本当に素晴らしいなと思うしもはや真理だと思います。趣味なので、好きにやればいいんですよね。上達を目指すのもあり。ひたすらに好きなようにするのもあり。趣味だから。仕事じゃないから。
私はものを書くのが好きで、ずっと書いていたい。でもやはり色んな反応をもらうこともあるので。そこからあれこれを考えすぎることもあって。
そんな中で、この脳内の架空のノブの心強さ。言ってもないのに脳内再生余裕な感じはもはやホリの「そんなこといったってしょうがないじゃないか」レベルこれは心に刻もうと思ってるんですよね、というのがノブゾーンのお話です。
色んなこと考えすぎて楽しめなくなったら損だもん、てところ。
Eテレ
これは過去に職場にいた「マジでこの人間とは一生距離は縮まらないし、縮めるつもりも毛頭ないし、声も聴きたくねぇ」と思った方への対処法です。
私は幼いころから、年配の方とご一緒することが多くて。お姑さんにしたくないランキング殿堂入りなつわもののご婦人は枚挙に暇がなく、パワハラSHIT上司も当たったし、集団無視を勧誘してくる「あれれ~還暦過ぎたら中学生になっちゃったのかな?」と言いたいご婦人集団など、クセの強い嫌な人も沢山であってきたのですが。
嫌な女性をあらわすときによく描写される、いわゆるテンプレ的な「男性に対してだけ愛想よくて、女性にはクソ塩むしろ嫌な対応」な人ってそういやいないな、と思っていたらいたんですね。
仮にその人をSさんとします。
Sさんはもともと、全てのリアクションにさりげなくマイナスをふりかけて伝えてくる人なので「おお…なんと嫌な感じの言葉選び…近づかんとこ」と距離を取っていたのですが。色んな業務の関係でどうしても一緒にやらなきゃいけないことがあり。同じ時間を過ごすうちに、段々と先方の対応が露骨になってきて「この人このテンプレいやみしぐさもあったんか!」と理解した感じです。
明らかにマイナスでぶつかってくるから嫌だし、「何でこの人からこんな対応されないといけないんだ?」と腹も立つ。3回目までは許すけど、そこから先は「あなたがやったのと同じ様に私もやる。リアクションはあなたのコピーです」と対応していたんですが。
悪意やマイナスって、まともに受け取ると疲弊するので、さてどうしようちょっとここんとこだるいぞ。となってきて。その一例が
・ペアでの担当業務なのに私には一切聞きに来ないで、他の人に「啓さんが教えてくれなくて」と告げる。
・さして難しい操作ではないので、職場全体でマニュアルが必要なかったけどよく聞かれるから一から十までいれて作ったマニュアルを読んで「分かりにくいんですよねコレ」
・放っておくと「無視されてる」と言い、と言って話しかけると「何もかも聞かれても困る」と発言
ようは、私が気に食わないから何やってもやなんでしょうな、とは思うけどこっちだって嫌だし。あんまりにもあんまりなテンプレないやみや物言いが続いてきて、その時ふっと
なんかもうこの人、教育番組のキャラみたいだ
と思ったんですね。
テンプレでリアクションして、こんなバリエーションに富んだ「人を嫌な気持ちにさせるしぐさを」次々と繰り出して。こうなっちゃうとあんまよくないでっていう反面教師的な予防啓発番組的な感じで…「いやみしぐさのしぐさちゃん」だな
と、次々と頭の中で流れが決まってしまい、教育番組キャラに見立ててしまいました。
すると、あんなにイライラして声も聴きたくなくて、聞きたくないあまりに耳をいじりすぎて外耳炎になっていたようなものが
「しゃーないなー教育番組のキャラは、聞き取りやすい声してるしな」
「おっ、テンプレしぐさがまた出たな。今日はこんなしぐさかー!図鑑追加!」と適当にカウントし
朝イチでムカつかせられても「あー今日は放送時間この時間なんだー」
夕方にもあると「再放送かな?」で済む。
私の精神がめっちゃ落ち着きました。
受け止め方次第だし、今回のケースはこっちの受け止め方で何とでもなる。
私は私の機嫌を取るために存在しているしね。
しぐさちゃんの不機嫌に付き合う必要はないので、しぐさちゃんに割くリソースは、図鑑分しかないです。
コンプリしたくはないけど、まぁサンキュー
というとこで、受け止め方次第だから、趣味も対人もうまいことやって口角上げてったもん勝ちよね。というお話です。
画像は、今年買ったとてもいいコップです。うがい手洗い大切だからね!
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