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夫と妊活の距離感

今や不妊の原因は男女半々とか言いますが、メンタル的に不妊や妊活のことって女性の問題ってイメージがしませんか?それが良いとか悪いとか言いたいのではなく。あくまでもイメージの問題。

うちの夫はようやく重い腰をあげて検査に行くことを決めました。待ってたよ夫。
たぶん急かせばもっと早く検査できたんだろうな。と思う。でも一方的にしたくなかった。

妊活や不妊治療って、どうしても女性の負担が大きい。痛みに耐えたり、仕事の合間をぬって病院に行ったり。タイミングの今ですら病院の予約調整、大変なんだもん。ステップアップすれば、その分大変になるのは目に見えてる。
わたしだけ覚悟決めて、それに夫が納得せずに引きずられたら後々絶対ケンカになる。
「いいよね、男の人は負担少なくて。」って絶対言っちゃう。

子どもがほしい
こんなに前向きな願い事で、最低最悪の気持ちになるのは避けたい。

一刻も早くステップアップしたい気持ちを抑えて、夫が自分で決めるのを待ちました。
もちろん待っている間にタイムリミットがどんどん近づいてくること、そもそも夫に問題があるかもしれないこともわかってる。
不妊の原因は男女半々。
ならば、夫にもし問題があるとわかったとき、夫自身がその結果を受け止める時間が必要でしょう?
わたしもAMH低いってわかったときはショックでした。身体は皆平等じゃないんだな、って当たり前のことを思って悲しくなった。それでもわたしは「産む」「宿す」当事者だから、できることをやりたい、それでも叶わないならば他を考えるしかない。とわりとすんなり気持ちが固まったのですが、果たして同じスピードで男の人が受け入れられるのか?って話です。

不妊の原因は男女半々だったとしても、それを受け止めるメンタルについては男の人は圧倒的に弱い気がする。だって、そもそも妊娠も出産も厳密には「自分事」じゃないもん。

妻であるわたしと妊活との距離感と
夫と妊活との距離感。
夫自身と妊活の距離感や夫婦それぞれの妊活への距離感が、だんだん近づいてきた気がする。

わたしは自分が産めなかったとしても、親になりたい気持ちがあるんだけれど、夫は最初はとっても否定的だった。
それが、あんまり生理が軽すぎて早期閉経とかに陥ってるんじゃないか!?とパニックになっていた先日、夫の口から「代理母出産も考えないとダメかな?」なーんて出るもんだから、パニックどころではなくなった。
いや、まず検査行けよ。と突っ込みたくなる気持ちはグッと抑えましたけどね。
そこまで考えていたのか、夫よ。ありがとう、夫。

検査したら「特に問題ありません」って言われるオチでありますように。
そんなオチを目指すために、ぐるぐる遠回りした愛しい夫に幸あれ。

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