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【ポケモンユナイト】Tier表とビルド考察※キュワワー実装後(2/28更新)

前書き

この記事は2/28時点での環境を元に作られたもので、現在の環境とは大きく乖離した内容となっております。最新の記事をぜひご覧ください。

gerageraと申します。まずは、この記事を開いてくださり、ありがとうございます。

最近は寒い日が続いておりますが、キャラ調整に始まり、キュワワー実装、そしてアジアリーグWinter Tournament FINALといった公式大会と、ポケモンユナイトは今それに負けない位アツい環境なんじゃないかと、考えております。やはりドラフトピックは、ブラインドピックでは中々お目にかかれない構成がたくさん見られて、とても面白いです。まだ見てない方は是非観てみてはいかがでしょうか(以下にWinter大会の配信アーカイブを貼りました)。

二週間前くらいにドラパ実装後の環境についての記事を書きましたが、そのすぐ後に大型アプデがやってきて、さらにキュワワーも実装されてしまったということで、記事を新たに執筆した次第です。下に公式から発表されたパッチノートとキュワワーに関する映像を載せました。ユーモアのある説明文が追加されたり、CTやダメージの調整幅が記載されていたり、技の紹介動画がアップされたりと、見やすくなりましたね。

前回と同じく、環境を示すTier表、上位キャラの技構成、ルート、持ち物、バトルアイテム、メダルをこの記事にまとめます。大きな変更があれば、一週間ごとにこの記事を更新していきたいと思います。環境初期はまだ研究段階なので、鵜呑みにしないほうが良いかもしれませんが、よろしくお願いします。

Tier表

注意点

・あくまでも個人の主観です。
・ソロ勢の意見です(パーティでの想定も考えました)。
ザシアン追加前のTier表です。また後日にアップデート後の記事を出す予定です。

Tier表の見方

 S:パワーが高すぎるためナーフ必須
 A:無難に強いor環境にマッチしている
 B:練度次第で活躍できる
 C:戦えなくはないがきつい
 D:パワー不足or環境にマッチしてない

Tier S

ウーラオス

技構成
水流連打/アクアブレイク(連撃の型):水流連打を覚えることで、5lv帯ではどんな相手でも勝てるキャラへと変貌する。最強ともいえる序盤でどれだけ有利を広げられるかが、重要となる。というのも、7lvから覚えるアクアブレイクは範囲が狭く、当てるのが難しいため、単純なブリンクスキルである頭突きを持っている5,6lvの方が使い勝手が良い。9lvで覚えるユナイト技もパワー不足で、それに加え、11で水流連打+になると、なぜかCTが伸びてしまい、さらに使い勝手が悪くなってしまうのだ。とはいえ、序盤は間違いなく試合を破壊できるほどのパワーを持っているため、しっかりそこで有利を広げていきたい。
暗黒強打/地獄突き(一撃の型):こちらは敵のカウンタージャングルが刺さった時や、レーン採用の時にお勧め。ラストヒットが強い型で、序盤も安定して強い。水流と比べて終盤は強く、レベルが低くてもラストヒットで貢献できるため、採用の余地は十分にある。

推奨レーン
中央エリア:序盤のガンクでほぼ確実に有利が作れるため、5lvを早く作りやすい中央がお勧め。
下レーン:学習装置持ちが相方なら候補に入る。ダクマは取り合いがそこまで強くないため、ラストヒットは少々相方に依存することになるが、早めに5lvを目指せる。

持ち物
力の鉢巻:通常を振ることが多いため、相性はいい。主に前戦の固いキャラやオブジェクトを削りやすくするために採用する。一撃でも自分で削って、自分でラスヒを取るという選択肢が生まれる。
鋭い爪:技回しは主に、水流連打→強化通常の繰り返しになるため、発動機会は多い。鈍足を付けて逃げにくくすることもできる。一撃でも技を当てることで、強化通常が上がるため、相性◯。
ピントレンズ:確定急所技を持っているため、確実にダメージが上がる。それに加え、連撃は通常を振る機会が多いため、恩恵を受けやすい。
弱点保険:攻撃を受けながら戦うことが多いため、相性自体は良い。
猛攻ダンベル:基本的に連撃の序盤はほぼ確実に勝てるため、その段階でたくさん積むことができる。火力を押し上げ、序盤で築き上げた有利を守りやすくなる。
気合の鉢巻:前に出過ぎたときにそのミスを帳消しにできたりと、とりあえず持たせれば強いもちもの。水流連打中は回復、暗黒強打チャージ中はダメージ軽減がついているため、粘り強く戦えるこのキャラとは相性が良い。
エナジーアンプ:連撃はユナイトのパワーこそ低いものの、水流連打のCTを短くできるため、戦闘できる時間を長くすることができる。逆に一撃はユナイト技が強く、単純な回転率の上昇、確殺範囲を広くする目的で使われる。

◯バトルアイテム
なんでも直し:水流連打中にCCを受けて止まるのを防ぐ。
脱出ボタン:こちらは一撃の型採用の時にお勧め。暗黒強打を当てに行くために、攻撃判定が発生する直前に使用することで、場所をずらすことができる。
スピーダー:逃げる際などに使いやすい持ち物ではあるが、上二つと比べると、できることが少ない。CTが短いのは良い点。

◯メダル
茶6白4:攻撃キャラの安定構成。特攻を下げ、HPと攻撃になるべく振る。

ドードリオ

◯技構成
トライアタック/高速移動:全キャラトップクラスの機動力を持ち、ステージを走り回って、ゴール抜け、カバー、裏取りなどで随所で有利を生み出すことができる。ダッシュゲージを溜めて、トライアタックで引き打ちしたり、ダッシュ強化通常と合わせてバースト火力を出すことで、ダメージを与える。高速移動は発動して少しの間、妨害無効が付き、ダッシュゲージが溜まりやすくなる。向いている方向にしか技を出せないという仕様上、操作の癖が強いキャラだが、使いこなせれば、序盤から終盤までゲームの主導権を握ることができる。

◯推奨ルート
中央エリア:5lvガンクのパワーがトップクラスに高い。機動力の高さから両レーンに顔を出すことができたり、手早く相手のジャングルに侵入できたりと、5lvになった途端に、やれることが多くなるので、ささっと5lvを完成させることができる中央がお勧め。

◯持ち物
猛攻ダンベル:ドードリオの持ち物はこの3つで完結していると言っても良い。ゴール抜けがしやすいため、溜まりやすい。ダッシュ強化通常のダメージが攻撃力に依存してるため、相性抜群。
軽石:移動速度をあげることで、ドードリオの要であるダッシュゲージが溜まりやすくなる。あっちこっちを駆け巡るため、移動時間を短縮するという意味でも相性良し。
鋭い爪:トライアタックからのダッシュ強化通常、高速移動でゲージを溜めてダッシュ強化通常といった技回しを多用するため、追加効果が発動しやすい。

◯バトルアイテム
なんでも直し:生命線になり得るダッシュゲージを、CCや移動速度低下でを食らっても、維持することができる。

◯メダル
茶6白4:ダッシュゲージが溜まりやすくなるように移動速度を優先的に伸ばすor無難にHP、攻撃を伸ばすかの二択。個人的には前者がお勧め。

ミュウ

◯技構成
光の壁/エレキボールorソーラービーム:ポーク、ラストヒット
光の壁or高速移動/波乗り:逃げ、CC、ユナイトと合わせたバースト
コーチング/波乗り:CC、味方に近づいた敵を引きはがす
コーチング/エレキボールorソーラービーム:集団戦の火力、サポート
高速移動/エレキボールorソーラービーム:追撃、アサシンケア
計9組の技セットを駆使して戦うポケモン。できることのレパートリーが他のポケモンに比べて多く、戦況に応じて柔軟に対応する能力がとてつもなく高い。瞬時に適切な技を判断し、選択するという特殊な操作が必要なため、難しいポケモンに分類されるが、使い込むことで引き出しが増え、キャラの持っている高いポテンシャルを遺憾なく発揮することができる。基本的には技を回して強化攻撃スタックを溜めて撃つが一連の流れ。

◯推奨レーン
上レーン:序盤から取り合い、ダメージトレードが強く、レベルが低くてもある程度の活躍が見込めるため、お勧め。相方が初手カウンタージャングルだった場合に、レーンの1vs2をある程度捌けるのも強み。
下レーン:序盤の強みを経験値量の多い下で生かすという考えもアリ。

◯持ち物
拘り眼鏡:特攻が高いため、わざが当たった時の追加ダメージが高くなる。相性抜群。
物知り眼鏡:強化通常、技のダメージがどれも他の特攻ポケに比べて、特攻の値に依存してるため、相性がいい。
貝殻の鈴:先に述べたように、ダメージが特攻の値にかなり依存するため、基本的に三火力がお勧め。回復量は少ないが、技待ち時間短縮は相性が良い。
進撃眼鏡:上振れさえすれば強い持ち物。固定で上がる特攻の値は、貝殻の鈴と同じなので、1ゴールさえ決めてしまえば、一応貝殻の鈴よりダメージ自体は高くなる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:ポークする際は敵との距離間が重要であるため、お勧め。瞬時に逃げ、追撃ができるのが強み。また、強化通常を当てるための位置調整としても役に立つ。
スピーダー:こっちも距離の調整に有用。CTが短く、気軽に使えるのが美点。

◯メダル
緑6白6:一番お勧め。なるべく攻撃を下げて特攻、HPを上げる。
緑6黒7:CTが長めの技、当てたらCT短縮の技がある為、比較的相性はいい方。

ヤミラミ

◯技構成
はたき落とす/怪しい光:はたき落とす、怪しい光の混乱やステルス強化通常の恐怖で相手にCCを与えまくることができる。また、はたき落とすは相手の持っている点数を落とすことができる。敵の視野に入らない限り常にステルスでいられる且つ機動力が高いため、簡単にバックラインに入り込んで敵のダメージ要員の機能を停止させることができる。他にも初手カウンタージャングル、空き巣ゴール、視界取り、カバー等、マクロ面でできることがかなり多いが、その割に操作難度が低め(強化通常で近づいて怪しい光を撃てばほぼ確実に当たる)。キャリー性能は低いが、しっかり試合を俯瞰できる人が使えば、ゲームにかなり貢献できるキャラである。

◯推奨ルート
上レーン:カウンタージャングルという選択肢を取る際、1vs2を相方にさせることになる。その被害を最小限の物にするために、レーンの経験値が少ない上レーンがお勧め。ただカウンタージャングルに行く際は、相方が一人でもレーン戦を耐えられるキャラ(ミュウ、アロキュウ等)の時に行くことをお勧めする(それでも、初手カウンタージャングルのメリットはかなり大きいが…)。

◯持ち物
猛攻ダンベル:簡単にゴール抜けできるため、気づいたら溜まってることが多い。ステルス強化通常のダメージが伸びるため、アサシン性能を高めることができる。
軽石:ステルス中の移動速度上昇の強みを伸ばす。ステージを駆け回ってゴール、カバー、視界取りで有利を作りたいので、相性抜群。
学習装置:ファーム速度がかなり遅く、レベルが一番低くなることが多いため、恩恵を受けやすい。移動速度が上昇するのも美点。
鋭い爪:はたき落とすや怪しい光でCCをかけている合間に、通常攻撃を振れるため悪くはない。

◯バトルアイテム
スピーダー:相手の視野から逃れたり、単純に移動手段として有用。CTが短く、気軽に使えるのも良い。
脱出ボタン:即効性が高く、瞬間的にCC技を避けたり、草むらに身を隠すことができる。

◯メダル
茶6白4:長所を伸ばすために、移動速度を伸ばすor無難にHP、攻撃を上げるかの2択

Tier A

マフォクシー

◯技構成
マジカルフレイム/ニトロチャージ:マジカルフレイムは高火力の火の玉を飛ばすシンプルな技で、ニトロチャージは必中の火の粉を飛ばしながら、ブリンクする技である。マジカルフレイムを押してから攻撃が出るまでの間にニトロチャージを使えるという仕様を利用して、弾を飛ばす位置や、相手との距離間を調整し、射程ギリギリで戦うというのが基本的な戦い方。特筆すべき点は何といっても、lv11からのマジカルフレイム+の、技を当てたらすべての技が待ち時間短縮されるという効果にあり、当て続けることができれば、高火力の技を連発できる。その関係上、技を当てないと中々活躍ができないため、腕が出るポケモンでもある。

◯推奨レーン
上レーン:パワースパイクが6lvと、高めのため、横に学習装置持ちがいる際にピックすることを推奨する。経験値量は少ないが、序盤は下レジの価値が高いことが多い現環境で、最終進化するまで上残りするという選択肢ができるのが強み。とはいえ、ラストヒット力は悪く無いため、しっかり取り合いに挑んで、早めに進化できるように努力することもできる。
下レーン:こちらは経験値が多く、学習装置持ちがいれば、ほとんどの場合1レジまでにマフォクシーにたどり着ける。一番お勧め。

◯持ち物
エナジーアンプ:ユナイト技のCTが驚異の84秒と最速であるため、ユナイト後の火力上昇をたくさん発動できる。ユナイトの回転率がさらに上がったり、技待ち時間短縮も付いたりと、いいことずくめ。
拘り眼鏡:特攻キャラの定番アイテム。序盤のラストヒット力の向上、単純なダメージ増加と、腐りにくい。
貝殻の鈴:技の待ち時間短縮の上乗せ目的で採用される。持ち物、青バフ、メダルによってはCTほぼ0秒で技を連発することも可能。
お助けバリア:ユナイト技が速く溜まるため、単純に発動する機会が多い。敵に詰められたときの、とっさの自衛手段にもなる。
気合の鉢巻:レーン戦をするため、持たせたい持ち物ではある。安定感は確実に増すが、持たせたいものが多すぎる。
物知り眼鏡:拘り眼鏡の追加ダメージを上げる目的で使われる。基本的にとちらか一方を採用するなら、拘り眼鏡の方に軍配が上がる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:緊急脱出や射程管理を瞬間的に行える。

◯メダル
緑6白6:安定を取るならこっち。特攻、HPを上げつつ、攻撃を下げる。
緑6黒7:技の回転率をさらに上げることができる。CT0秒のマジカルフレイムを求めるために必要。

グレイシア

◯技構成
凍える風/フリーズドライ:強化通常、フリーズドライを当てることで溜まる氷スタックの数によって火力が変わる、DPSを担うキャラ。凍える風は必中の技で、氷スタックの数が多いほど、火力が伸び、最大の8スタックだと、タンクでもかなり痛いバーストを叩き出せる。凍える風を氷スタックが消える前に撃つことで、スタックを維持できる。フリーズドライは当てると移動速度低下、止まった敵を氷状態にする技で、当たった敵一体につき、2つ氷スタックを溜めることができる。いかにして、この氷スタック最大の状態を維持するかが重要で、その条件を満たすために持ち物、立ち回りに制限が生まれてしまう。しかし、条件さえ満たせば、序盤から圧倒的な火力で敵をねじ伏せることができ、終盤も凍える風+にHP割合ダメージが付くため、火力に困ることは無くなるだろう。

◯推奨ルート
中央エリア:序盤のガンクのパワーは高い方であるため、グレイシアに早めに進化できる中央がお勧め。一番の理由は青バフを獲得できるから。これがないと凍える風で氷スタックを維持できない。

◯持ち物
エナジーアンプ:必須枠その一。技待ち時間短縮でスタックを維持させるのが目的。ユナイトのCTもそこそこ早いため、その面でも相性が良い。
貝殻の鈴:必須枠その二。同じく、技待ち時間短縮でスタックを維持させるのが目的。
物知り眼鏡:凍える風は通常攻撃扱いのため、特攻を伸ばした時、火力に反映されやすく、序中盤のダメージは一番高くなる。上振れ下振れが無く、安定したダメージが出せる。選択枠の中ではこれが一番お勧め。
ピントレンズ:先述した通り、通常攻撃扱いなので、急所も発生する。上振れたときに破格のダメージが出るため、急所率が高くなる終盤に強くなる。
進撃眼鏡:こちらも上振れさえすれば強い持ち物。序盤はほぼ確実に勝てるという自信のあるプレイヤーに。
拘り眼鏡:通常攻撃扱いであるため、追加ダメージがフリーズドライにしか乗らない。非推奨。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:攻め逃げを瞬間的に行える。遠距離アタッカーであるため、敵との距離の管理も重要。

◯メダル
緑6黒7:ほぼこれ一択。黒メダルは凍える風の待ち時間短縮で、氷スタックを維持をするのが狙い。なるべく攻撃を下げながら、HP、特攻を盛る(余談だが、唯一の通常攻撃も特攻依存のキャラであるため、攻撃を下げるデメリットが全くない)。また、以上のことをまとめると、氷スタック維持には、貝殻の鈴、エナジーアンプ、黒7メダル、青バフの4つが必要。

ピクシー

◯技構成
月の光/重力:月の光は自身を中心とした円形の範囲にいる味方を回復する技で、重力は円形のエリアを発生させ、ムーブ技を使った敵を一定時間行動不能にする技。どちらかと言えば、攻めるよりも、味方を守ることに極振りしたようなサポートで、突っ込んでくるような相手に対して強く出られる。バフによって、月の光の回復効果、重力の妨害性能がさらに増し、サポート性能に磨きがかかった。リザルトで10万に達することも珍しくないほど、回復量はかなりの物を持っているが、月の光が無い時の本体は脆く、他の回復役と同様に、立ち位置には気を配らないといけない。

◯推奨ルート
下レーン:学習装置持ちのサポートしての運用。序盤はチャームボイスのラストヒット性能が高いため、積極的にラスヒの取り合いに参加する。

◯持ち物
学習装置:ほぼ必須枠。レーンの相方に経験値を集中できる。サポートよいう立場上、レベルが低くなることが多く、時間経験値増加の恩恵を受けやすい。
お助けバリア:CTが89秒と、かなり短いため発動機会が多い。ユナイト技自体の価値は運に委ねられる部分がほとんどだが、装備することで味方を守る目的で吐くという選択が生まれる。
気合の鉢巻:レーン戦での安定感が増す。自身がKOされると回復役がいなくなってしまい、チームにとって大きな痛手になるため、簡単に落とされないようにするという目的もある。
進撃眼鏡:月の光の回復は特攻依存のため、積むことでさらに回復量を上げられる。ただし、レーンの相方そっちのけで初手積みするのはNG。あくまでも有利をさらに広げるために使う。

◯バトルアイテム
スピーダー:月の光をなるべく多くの味方に当てるための位置調整、足の速い味方に月の光を当てながら付いていく際に有用。

◯メダル
緑6白6:特攻キャラの安定メダル。攻撃を下げ、特攻とHPを優先的に上げる。
緑6黒7:技の回転率を重視する際はこちら。

ハッサム

◯技構成
ダブルウィング/ダブルアタック(ストライク):ダブルウィングはアサシン特有の高火力と、アサシンの癖に高い回復力を兼ね備えた技。一段目を当てさえすれば、ブリンクを備えた高火力の突進攻撃が使える。ダブルアタックは長距離を移動できる技で、移動中に当たった敵ポケモンにマークを付与できる。マークを付けた敵を倒すことで、全ての技のCTがリセットされる。機動力が高く、1KO取れれば連鎖してKOをつなげやすいため、集団戦も入り方さえ気を付ければ活躍しやすい。ユナイト技は二段目の分身をたくさん当てることで、驚異的な火力を叩き出せる。ナーフによって、ユナイト技の爆発力、技の回転率が低くなったものの、火力自体はまだまだ高く、試合展開を自ら作っていけるパワーは健在である。

◯推奨ルート
中央エリア:5lvのガンクの性能が高いため、序盤から有利を作りやすく、オブジェクト戦前にユナイト技が使えるlv9を作りやすい。

◯持ち物
力の鉢巻:固いポケモンをさらに溶かしやすくなる上、オブジェクトの削りが速くなるため、ラッシュの選択肢を取りやすくなる。
鋭い爪:特性テクニシャンの関係上、技の合間に通常攻撃を挟むことで火力が伸びるポケモンであるため、相性抜群。
エナジーアンプ:ユナイト技や技の回転率、爆発力を高める。
猛攻ダンベル:技の火力、回復量を底上げできるが、実はダメージはそこまで攻撃力に依存していない。素の火力は十分高く、中央採用ならダンベルを積む分、有利を作りにいける時間が減るため、積まなくても良い。
気合の鉢巻:ガンクの安定感が上がったり、受けすぎたダメージを帳消しにできたりと、持たせておいて損はない持ち物。

◯バトルアイテム
なんでも直し:体が脆く、CCで一度捕まってしまうと、一気に落とされる危険性があるため、その対策。最近だと、ヤミラミCCやウーラオスユナイトの対策として、様々なポケモン(前線ファイター、遠距離アタッカー、アサシン)が持っている。

◯メダル
茶6白4:ウーラオスに同じ。

ヤドラン

◯技構成
熱湯/ド忘れ:熱湯で当たった敵の攻撃、移動速度を低下させ、ド忘れで妨害無効になりつつ、自身の防御を上げるため、物理攻撃のキャラに対して規格外の固さを発揮できる。また、特攻キャラ相手だとしても、ド忘れによって特性の鈍感で溜めておいたHPを回復できるため、結局のところどんな相手に対しても、HPの維持ができてしまう。熱湯の火力自体もそこそこ高く、特に序盤は進化さえできれば、とてつもない制圧力を得ることができる。集団戦でもユナイト技、熱湯でプレッシャーをかけながらフロントを張れたりと、終盤まで十分に活躍できる。

◯推奨ルート
上レーン:やれなくはないが、ダンベルキャラとの対面になることが多い。水鉄砲を溜め切ったタイミングを相手に見られるため、ラスヒ争いはそこまで得意ではない。
下レーン:経験値量が多く、学習装置を付けていればチルタリス戦までにlv4が安定して作ることができるため、お勧め。ただし先述したとおり、1~3lvのラスヒ争いは不得意であるため、注意。

◯持ち物
気合の鉢巻:タンク御用達の持ち物。より粘り強く前線を維持できる。
学習装置:サポタンほぼ必須級の持ち物。下振れから早めに抜け出せたり、味方のキャリー枠に経験値を集められたりと、いいことがいっぱい。
お助けバリア:味方を守る目的でユナイト技を吐ける。DPSやポークメイジなど、守る対象が明確な場合にかなり有用。
拘り眼鏡:主に序盤のパワーを押し上げる目的で使われる。さらに、ヤドン時代のラストヒットのラインを上げることで、少しでも取り合いを強くし、早めの進化を目指すことができる。
進撃眼鏡:熱湯、ユナイト技のダメージが特攻を伸ばすことでかなり高くなるため、相性自体はいいが、初手積みの適正は低い方。有利展開を作ってから積むのが安定。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:瞬間的な攻め、逃げが可能になる。ユナイト技を敵のメインキャリーに当てに行くために詰めることができるのが一番の利点。
傷薬:なまける、ド忘れを使った後に使うことで、HPが超回復するため、相性は良い。前線維持の時間が長くなる他、序盤の殴り合いで勝てたりする。

◯メダル
緑6白6:一番お勧め。攻撃を下げ、HPと特攻になるべく振る。
緑6黒7:技回転率が高くなるが、元々の熱湯のCTもかなり短いため、これ以上上げる必要はあるかは微妙。

カビゴン

ヘビーボンバー/通せん坊:ヘビーボンバーは着地点を中心とした円形の範囲にCCをかける技で、壁抜けも可能。通せん坊はシールドを付け自らが壁になり、ぶつかった相手を弾き飛ばす技。壁と挟んで敵を止めたり、敵を味方側に寄せる、時には、味方を守るために接近した敵を引きはがす等、様々な使い道がある。どちらもCC技で、キャッチ性能が高い。CCで戦いの起点を作り、相手の技を受ける、タンクという役割を請け負うキャラ。技がシンプルである故に、機転が利きやすいキャラである。

◯推奨ルート
上レーン:序盤はラストヒット、ダメージトレードがかなり強く、レベルをあまり必要とせず、一人でも動けるポケモンであるためお勧め。ただし、これは中央チルタリス戦が終わるくらいまでの話で、そこからは、タンクとして動き、CCで集団戦の起点を作る。
下レーン:序盤最強格であるため、学習装置を持って相方を育てるという立ち回りもしやすい。経験値を必要とする相方が来やすいレーンであるため、こちらもおすすめ。

◯持ち物
学習装置:カビゴンの持ち物はほぼ固定されていると言っても良い。学習装置は序盤のラストヒットが強いサポタンであるため、相性が良い。
気合の鉢巻:タンクである為、ほぼ必須。前線にいる時間を長くすることができる。
お助けバリア:ユナイト技が回復とはいえ、溶かされることもあるため、その補強。HPが多いかめ、シールドも厚く、味方を守るユナイト技を使えるというのも強み。序盤のHPも450盛れる。

◯バトルアイテム
スピーダー:CTが短く使いやすい。カバーの速さを上げられる、逃げに使える。スピーダー→通せん坊の順に使うと、通せん坊中でも素早く動くことができるのが一番の強み。
脱出ボタン:こちらは瞬間的に攻め逃げに使える。ヘビーボンバーの着地する直前に使えば、着地点をずらすことができる。戦いの起点を作りやすくできるのはこっちの方。

◯メダル
白6茶4:耐久が一番欲しいのでお勧め。なるべくHPを上げて、特攻を下げる。
茶6白4:こちらでも良い。序盤のダメージトレード、ラスヒに活きる。

ハピナス

◯技構成
卵産み/卵爆弾:卵産みは自分と対象の味方に対して回復を施すことができる。卵爆弾は卵を投げ、着弾点にダメージとCCを与える技だが、卵スタックを増やすというのが一番の目的である。基本は味方のHPを見て、卵産みで回復するのが基本的な立ち回り。卵爆弾を投げすぎると卵産みに割くスタックが無くなってしまい、ここぞという時に回復できないため、無駄遣いには注意。卵爆弾は味方が敵にCCをかけた際に、さらに妨害を入れるという目的で使うと、効果的。全体を守るワタシラガに対して、ハピナスは単体のサポートに特化したキャラだと言える。ワタシラガ同様、回復役は狙われやすいため、立ち位置にも十分気を付けるべき。

◯推奨ルート
下レーン:基本的に学習装置は必須のキャラなので、経験値が必要な相方のサポートに回るのがお勧め。序盤のラストヒットは強い方なので、どんどん取り合いを仕掛ける。

◯持ち物
学習装置:必須枠。レーンの相方を育てるためにも持たせたい。一番レベルが低くなることがほとんどなので、時間経験値増加の恩恵も受けることができる。
お助けバリア:ほぼ必須。お助けバリアのシールド量は持っているポケモンのHPに依存するため、HPが全キャラ中最高のハピナスとは相性が良い。序盤のHPを盛れる点も良い。
気合の鉢巻:レーン戦の安定感が格段に増す。前線にいられる時間が長くなり、サポートを長く行うことができる。
物知り眼鏡:卵産みの回復量を上げることができる。
進撃眼鏡:卵産みの回復量は特攻にかなり依存してるため、相性は悪くなないが、相方を手放しにして初手積みしたり、相方と一緒に積みに行くのは悪手。有利になったタイミングで積みに行くのが良い。

◯バトルアイテム
スピーダー:味方に素早く寄ることができる。CTが短いのも良い。

◯メダル
緑6白6:HPを盛ることで安定感が生まれる。特攻、HPを上げて攻撃を下げる。
緑6黒7:卵スタックが溜まりやすくなる。

後書き

 ここまで見て下さり、ありがとうございました。「参考になったよ!」「自分はこう思う!」等の感想をお持ちでしたら、ぜひスキ、コメントの方をよろしくお願いします。私が飛び跳ねて喜びます。

 キュワワーについてですが、自らは死なない位置からサポートできる(憑依先が死ぬとほぼ確で死にますが…)、操作が比較的簡単であるため戦況を把握しやすいという長所こそはありますが、現段階だとパワー不足に感じました。実際にUniteAPIを見てみると、全体勝率41%と、初期の頃のハッサム並みでした(自分もお試しでスタンダードで5戦使いましたが1勝4敗orz)。とはいえ、味方の動きをじっくり観察できるため、動かしていてとても楽しいキャラでした。今後のアプデで何かしらの強化が来ることに期待しましょう。

2/17追記

 2/14にキュワワーに緊急でバフが入りました(以下、パッチノート)。

 内容としては、プクリン耐久3倍調整を髣髴とさせるような、かなり大幅なバフで、ほぼすべての技にテコ入れがされました。実際、使用感はかなり良くなりましたが、キャラの特性上、結局ソロだとあまり自分から影響力は出せなさそうです。しかし、フラワーヒール型は操作の容易さから、誰でもある程度活躍が見込めるサポートとして使われるんじゃないかと思います。満開になったキュワワーの今後の活躍に、目が離せませんね。

 それに加え、ヤミラミの影打ちにあった不具合が直りました。不具合が直って嬉しいような、これからヤミラミが増えると考えると悲しいような、複雑な気持ちです。正直はたきおとすでも十分強かったと考えているので、大幅なナーフか、キャラコンセプトの変更が欲しいところです。

 記事についてですが、Tier表、一部のキャラの技、持ち物、ルート選択について書き換えました。

2/24追記

 Tier表、一部キャラの技構成を更新しました。見やすくなるように、使用していたテンプレートも、公式に準拠した型の色になっている物に変更しました。注目箇所は、アブソルをA→B、キュワワーをD→Cに変更した部分です。前者については、現環境はアブソルと同じくらい序盤が強いキャラが多いので、その中で勝つにはある程度高い練度が必要だと判断しました。

 そしてアプデ一週間後のキュワワーの所感ですが、序盤強いキャリーに付いてほぼ確実に有利を作ったり、ファイターに付いて強靭な生命力を与えたりするのが分かりやすく強いなと思いました。アプデ前に比べて簡単には落とされなくなったなと実感できる位には、性能が上がっています。実際に全体勝率も41%→47%と飛躍的に上昇しました。デュオ、トリオでの使用の際の評価が上がってきており、今後も評価が上がっていくと思います。

 話は変わりますが、シーズンが変わる2/27(月)にアップデートが来ることがアナウンスされ、公式Twitterでは次のプレイアブルポケモンのヒントが公開されました。このシルエットはまさか…。

 そして、今日は東アジアリーグ最終日ですね。日本人として、やはりT2とSSのどちらかが、決勝進出確定しているというのはとても嬉しいです。Hi5のドラフト力も含め、観戦するのがとても楽しみです。

2/28追記

 Tier表を少し更新しました。新キャラが実装されたので、この記事で更新するのは最後になると思います。

 ザシアンが2/27(月)に実装されました。エナジーを消費して技を強化、連続で打てるという、新要素を備えたポケモンとなりました。他にもバランス調整だったり、新持ち物の実装が行われましたが、ザシアンの陰に隠れてしまった感が強いです。以下、パッチノートです。

 ザシアンについての所感ですが、結論から話しますと、かなりの壊れ性能で、並大抵のポケモンでは太刀打ちできません。近接ファイター、タンクは高火力の通常攻撃と聖なる剣を連続で当てることで溶かすことができます。ファイトのみならず、オブジェクトの取り切り、ラスヒも高いレベルでこなすことができ、勝ちにいくならザシアンをピックしないと舐めプと言われるレベルです。

 対策として、どのポケモンにも言えることですが、攻撃判定が出るまで猶予があるので、聖なる剣は死ぬ気で避けましょう。加えて、対ザシアンは遠距離から殴るのが基本的な戦い方になると思いますが、通常攻撃4段目の吸い付きや、高速移動(これも連続で使える)という強引に詰める手段を持っているため、シビアな射程管理を要求されます。他にザシアンに対抗できるポケモンとして、ザシアンのエナジーを奪うはたき落とすヤミラミ、ユナイト技で確実に行動不能にできるヤドランも挙げられると思います。また、味方ザシアンを強化するキュワワーも今後評価が上がってくると考えます。

 とりあえず今の環境で勝つためには、ザシアンを買うのは必須だと思います。とはいえ、他のキャラよりも金額が高く、ナーフが来るまで様子を見るのもアリかもしれません。

画像の引用元

サムネイル背景:https://www.beiz.jp/
Tier表:https://tiermaker.com/create/all-pokmon-in-pokmon-unite-15327428
ポケモンの画像:https://zukan.pokemon.co.jp/

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