第3回大菩薩ジオツアーを開催しました
2024年11月3日(日)~4日(月)、都立武蔵高校山岳部同窓会(MACOB)とジオトレアカデミーの共催で第3回目の大菩薩ジオツアーを開催しました。
ほぼ昨年と同様の以下のプログラム内容で行いました。
①久田先生による講義:「大菩薩 ーここで岩石循環を見るー」
②ジオトレッキング実践:ヒュッテ→大菩薩峠→親不知ノ頭を往復するショートトレッキング
③夕食・懇談:久田先生による最近の地学トピック(能登半島地震など)解説のほか、参加者の様々な話題で交流
2日目は自由行動で、朝食後に各々の予定に合わせてロッジを後にしました。
今年は昨年を超える参加打診をいただいていましたが、予定が合わなかったり(連休中でしたし…)直前の体調不良のため、結局、高校生3名(武蔵高1名、栄東高2名)とPTA父兄1名の4名となりました。
ただ、昨年参加いただいた栄東高の生徒さんが、同級生とともに今年も参加いただいたのはうれしい限りです。
昼食を食べた後、12:00より久田先生による「大菩薩 ーここで岩石循環を見るー」講座。質疑応答を交えながら約1時間の講義を行ないました。
その後、13:30より、②[ヒュッテ]→[大菩薩峠]→[親不知ノ頭] を往復するショートトレッキング(2時間半)でジオトレッキングを実践しました。
ジオトレッキングの様子はYAMAPの記録をご覧ください。
開催前は台風11号から変わった温帯低気圧により実施も危ぶまれましたが、昨晩の雨も上がり、当日は朝から快晴。
昨年は見ることができなかった、大菩薩のジオの見どころである”伊豆地塊衝突によりできた御坂山地とその背後の富士の眺望”を眺めることができました。
トレッキング後、17:00すぎより③夕食・懇談です。
夕食は参加者の方に作っていただいたカレー。夕食時にはジオトレアカデミー顧問で登山ガイドの佐藤さん(武蔵高OB、山岳部ではなく陸上部だったらしい)も駆けつけました。
夕食後の懇談では、まずは久田先生より、能登半島地震の話題など最近のジオに関するトピックをお話いただきました。
その後は雑談タイムです。
地学や理科に関する話はもちろん、大学受験や進路についての話、学校生活の様子、子育てや親子関係についての話題、昔の都立武蔵高校や大菩薩ロッジの様子、佐藤さんによる日本の山岳登山の歴史の話、プライベートなお話など、様々な話題で盛り上がりました。
気が付けば深夜、あっという間に夜は更けていったのでした。
※ 下記リンクは都立武蔵高校 |大菩薩ヒュッテ ホームページの開催報告
※ 下記リンクは昨年度の第2回大菩薩ジオツアーの様子
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