ヴィクトリアマイルを予想する奴。

去年見に行ったヴィクトリアマイル楽しかったですね。
楽しかったです。勝春ゥ・・・。
今年はがっつりやってしっかり当てようと思います。現状絶好調。

NHKマイルCの話


「NHKマイル・雑記」というタイトルで下書きまでして書いた文章の一部を抜粋して乗っけときます。とりあえず投稿しとこうぜ・・・。

ドゥラメンテ産駒はよっぽど母系の相性が良く無ければ合わなさそう。
ドゥラメンテ自身がキングカメハメハ×ハーツクライみたいな状態なのでケイデンスコールみたいにがっつり追い込む系だとか、左回り1600ですっごい勝ってるとか。
ルーラーシップ産駒も同じ雰囲気。
ってここまで書いて合いそうな馬がマジでいない。
シルバーステートが合うか、ドゥラメンテが合うか、母父ディープインパクトも全然行けるとみるか。父父ディープインパクトは2頭くらい来ているけれど。
血統は
・ショーモン
・オオバンブルマイ
(・ダノンタッチダウン)
(・シャンパンカラー)
ここまで書いてて思うけど、多分ステイゴールド系メチャクチャ合いそう、このレース。

ここまで書いておいて出さなかったNHKマイルCの記事(抜粋)

(ちゃんと当てましたよ)

ヴィクトリアマイルの予想もちゃんとやっていきます。NHKマイルC、後にある安田記念とどれくらい違うんだろうか。

過去の血統分析

過去10年でディープインパクトが4勝。ただ、勝率7.4%になるくらい出走数が多い。ディープインパクト産駒が強いから、というよりはそれ以外の要素にVM向き要素があると考えた方が良さそう。

過去10年での出走頭数の合計が177頭(重複含む)で、ディープインパクト産駒の出走数が54、30%ってすごい・・・。
次点はキングカメハメハの14頭。馬券内は2着1回だけと厳しい。これはNHKマイルと同じ傾向。
それではディープインパクト産駒で馬券に来たのは誰かと言うと(カッコ内は母父)

・グランアレグリア(Tapit)
・ランブリングアレー(シンボリクリスエス)
・マジックキャッスル(シンボリクリスエス)
・サウンドキアラ(アグネスデジタル)
・プリモシーン(Fastnet Rock)
・ジュールポレール(エリシオ)
・レッドアヴァンセ(ダンシングブレーヴ)
・ミッキークイーン(Gold Away)
・ショウナンパンドラ(フレンチデピュティ)
・ヴィルシーナ(Machiavellian)

この中を分類していくと
○Sadler's Wells=Fairy King≒Nureyev持ち(Special持ち)
・ランブリングアレー(Sadler's Wells)
・マジックキャッスル(Fairy King)
・ジュールポレール(Fairy King)
・プリモシーン(Nureyev)
・ヴィルシーナ(Nureyev)
・ミッキークイーン(Nureyev)

○Seattle Slew持ち
・グランアレグリア
・サウンドキアラ
・ランブリングアレー
・マジックキャッスル

○Princely Gift持ち
・ショウナンパンドラ
・レッドアヴァンセ

以上3系統に分類できる。
一番上のSpecial持ちと比べて下2つは大分深いところにある血なので、なんか弱い。
グランアレグリア・サウンドキアラは母系にアメリカのダート血統が多く含まれており、ショウナンパンドラの母父フレンチデピュティはアメリカのダート馬。つまり下2つをアメリカのダート血統でまとめてみてもよかった。レッドアヴァンセは一旦置いておくことにする。

ディープインパクト産駒以外を見てみると
・デンコウアンジュ
父メイショウサムソンはSadler's Wells系
・ファインルージュ
母父ボストンハーバーはアメリカダート系
・クロコスミア
母父ボストンハーバーはアメリカダート系
・ノームコア
母父クロフネはアメリカダート系
・ケイアイエレガント
父キングカメハメハはSpecial持ち
母父A.P.IndyはSeattleSlew系のアメリカダート系。
・アーモンドアイ
Nureyevのクロス持ち

などなどだいたい
○Sadler's Wells=Fairy King≒Nureyev持ち(Special持ち)
○アメリカダート系の血統持ち
の2つに分類できそうなことがわかる。
勿論どちらも組み合わせて持っていて構わなさそう。
この手の血が有利になる理由は、ヴィクトリアマイルのラップタイムから明らかになるかもしれない。
Seattle Slewだってアメリカのダート馬だ。

ラップタイム分析

まずは過去5年のヴィクトリアマイルのラップタイムをグラフにして分析してみる。

過去5年のヴィクトリアマイルのラップタイム

どの年もスタートしてから緩む展開がなく、淡々と進んでいく。
ペースが緩まず流れるのは、序盤から飛ばしていくアメリカのダート戦に近くその血が合うのも頷ける。NHKマイルCも同じような血統が走りやすく、事実直近のNHKマイルCを勝ったシャンパンカラーは母系がアメリカ系だった。
Specialを持って馬券内にきた馬は逃げて残ったヴィルシーナを除き、全て中団(大体10番手以内)から上がり5位以内の末脚を使っている。

アメリカダート系の血を持ってタフな流れについて行き押し切るか、Specialの血を持って持続力活かして差しきるか、の2パターンがこのヴィクトリアマイルの攻略法たり得るのではないだろうか。

血統・第2章

キングマンボ系の話

Special持ちが強い、という話だったが、Nureyevを持つキングマンボ系の成績はすこぶる悪い。1-1-0-18と圧倒的に強かったアーモンドアイと、逃げて穴を開けたケイアイエレガントの2着しかない。母父に入っていても勝ったのはソダシだけだ。

アーモンドアイはロードカナロア産駒でNureyevのクロスを持つ。4番手から32.9の末脚を使う完璧な競馬だった。ケイアイエレガントはキングカメハメハ産駒で母父はアメリカの大種牡馬A.P.Indy。大逃げの二番手を追走し、勝ち馬までアタマ差と波乱を呼んだ。ソダシは父クロフネで淡々としたペースで前有利の馬場ではあったが、しっかり抜け出して勝ちきった。
この3頭は上記の2つの主流血統のうち両方を持つか、Specialを強くしているかで、どれも適性の高さを感じさせる。
冒頭に書いたように、ドゥラメンテ産駒を推しづらいNHKマイルCであっても、母系の相性の良さのおかげでシャンパンカラーは勝ちきれることもある。キングマンボ以外の部分でよっぽどの適性を示す馬を狙いたい。

枠順決定後

雨の影響を見たくて書くのを遅らせていたけれど、パンパンの高速馬場ではない、くらいの良馬場に落ち着きそう。
土曜の競馬を見ていても大きく傾向に変化はない。

血統的にお気に入りは
・イズジョーノキセキ
中山2500で走ったのが謎だけれど、こっちも十分に合いそう。
SpecialのクロスにSeatlle Slewのクロスがある。
・ナミュール
母がダイワメジャー×フレンチデピュティと抜群に合う、母自身は東京マイル1戦のみで馬券外ではあるが。父がハービンジャーなので時計は早くなさ過ぎない方が良いし、今がぴったり合いそう。
・ディヴィーナ
ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの娘で、父モーリスは安田記念1着&2着。Specialのクロス持ち。ハッキリ先行できた方が良いけど、デムーロがね・・・。
・ルージュスティリア
ディープインパクト×ストームキャットの黄金配合。Nijinskyを持つ馬が穴を開けがち(今更)。
・ソダシ
言わずもがな。

枠順に関して。
ソダシは大外に入ったけれど、先入れなのであまり関係ない。最内よりはマシだと思う。レーンがどの程度主張してポジションを取るか、という感じになるが、それなら吉田隼人の方がやりやすかったよ。
ハッキリと逃げる馬がいないため、去年と同じくスローよりで前有利にはなりそう。

まとめ

印はこんな感じにします。
◎ナミュール
○ソダシ
▲イズジョーノキセキ
△ルージュスティリア
☆クリノプレミアム

ナミュールは前述の通り。ソダシはこの馬を越えられる馬が居るかどうか、が目安だと思うし、あんまりいないと思う。イズジョーノキセキとルージュスティリアは荒れて欲しいという願望を、見えていない適性の高さに期待した。クリノプレミアムはいっっちばん上に書いた、NHKマイルの話で、ステイゴールド系メチャクチャ合いそう、と言うところのせい。東京マイルで成績残してるわけではないんだけれど、まだ合うと思っている。去年惨敗してるけれど。

3連複買ったりするなら人気どころはしっかり流しておきたいなと思います。今年は荒れる要素あると思うんだよな・・・。

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