人生に「意味」なんかいらない

献本御礼

各論的な部分では異論もあるけど、全体的には「そうだよなあ」な本。人生には「意味」はない。誠にその通り。あらゆることにも「目的」はない。あるいはあるとは限らない。「適応」もその一つ。

本書でも紹介されている「構造主義科学論の冒険」は愛読書で、おそらく5回くらいは読んだ。そこでは「科学は真理を求める営為ではなく、同一性を求める営為である」と鋭く書かれている。「新型コロナ」の最大の問題は、コトバが現象をコードできなくなったことだと最近は思い至るようになった。池田先生が「冒険」で書いていた通りだ。

イルカって知性はあるけど、いや、あるがゆえにけっこうえげつない生き物なんですね。

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