恐怖の正体

本屋でばったりであった本。春日先生の本をそういえばしばらく読んでないなあ、と即買い。もっとも、読了までには時間がかかった。

ベルクソンの「笑い」に似た、エッセイ的な分析の本。膨大な読書と映画鑑賞記録、そして自身の人生や診療録が記載に厚みを与えている。さすがである。

佐川一政という人のことは本書を読むまで知らなかった。


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