マガジンのカバー画像

旅する建築家の「人生は旅、旅は人生」

21
建築家として、これまでの旅についてまとめました。私の建築論でもあります。
運営しているクリエイター

#アート

【ハバナ・キューバ!究極の観光案内】 ブエナビスタなんちゃらが聞こえたら逃げろ!

【序説】 私が初めてキューバはハバナを訪れたのは、もうかれこれ4年ほど前になる。 さらに…

800
23

人生は旅、旅は人生。「キューバ~理想の旅とは?」

「人生は旅」と言ったのは、我が敬愛する中田英寿先生であった。 そんな意味で、色んな旅をし…

6

【夢は必ず叶う!】昭和っ子メキシコへ行く🇲🇽

まずは「ルチャ・リブレ」の話から始めたい。 思い起こせば十代前半、メキシコの覆面レスラー…

6

世界最高のサウンドとは?「ジャマイカ~ロックステディ編~」

時は1994年、長年憧れの聖地であり、ダンスホール・レゲエのムーヴメントの頂点にあったジャマ…

6

【タイで考えてみた】 現代消費シャブ社会を生きる。

前回タイに来たのが1990年代。 そこには「1960年代の日本の風景」があった。 それは「ノスタ…

9

【理想の住まい論】 沖縄~米軍住宅。

「理想の住宅」というものについて考えていると、必ず沖縄の米軍住宅にたどり着く。 「戦後の…

11

【建築とJAZZ】 余計なことはするな!論。

あくまで個人的な嗜好の問題であるが、 何故、モダニズム建築までは許容出来て、モダニズム以降の現代建築は許容できないのか考えてみた。 いわゆる現代建築以降の建築デザインは、「風景」とか「自然」とか「共同体」とか「人間」とか「アルゴリズム」とか「現代思想」とかをモチーフにして「造形」をしている。 それは、モダニズム建築が「建築」をモチーフにしてきたことからの極めて安易な離脱ともいえる。 モダニズム建築は、そもそも日本古典建築に端を発しており、それがアメリカでフランク・ロイド

恐怖建築体験記。「イタリア~コモ・前編」

同じ設計事務所の先輩で、夜な夜な新宿のレゲエバーや西麻布のナイトクラブで一緒に遊んでいた…

5

【不思議体験記】アメリカの高校の同窓会に行ってみた。

「アメリカの高校の同窓会」という不思議なイベントに参加した。 黄金の1980年代半ばに留学し…

3

恐怖建築体験記。「イタリア~コモ・後編」

※「前編」 https://note.com/jorge_jorge/n/na02cdcba2593?fbclid=IwAR0jOcAbB9ZnKOuUGvoVJJB

4

【街殺し、建築殺し】 沖縄と建築と人類の終わり。

歴史に残る「人類文化の破壊」である沖縄は那覇の「牧志公設市場の再開発」について述べておき…

16

旅する建築家。「アメリカ~NY編~」

1975年のニューヨークに憑りつかれている。 映画『タクシードライバー』の撮影が行われ、TVシ…

8

旅する建築家。 「イギリス1~ロンドン編~

私には代々「お世話係」の女性が居る。 初代は美術大学時代の「コミヤマ」さんだ。 大学に行…

4

旅とロックと映画と。 「イギリス~ブライトン編~」

「トラウマ映画」や「建築映画」など、映画のジャンルは無限にあるが、私が定義した新たなジャンルが「封印映画」。 要約すると「あまりに感動しすぎて自我が保てず、もう一回観るのが怖くなって自ら封印した映画」を指す。 その筆頭は『小さな恋のメロディ』、 そして『さらば青春の光』である。 恐らく30年以上振りに観始めた。 この映画は高校生で初めて観た。 1980年代半ば、高校生の私はTHE WHOのコピーバンドを組んで学園祭に出た。 私はドラマーであった。 その準備のた