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私の名は、ジョージ・クリーミー

おはよう。

私の名は、ジョージ・クリーミー。

ただ、つい先程まで私には名前がなかった。

私はこのインターネットの世界で何者かになりたかった。現実世界とは違う、誰かになりたかったのだ。

ここ最近、このままではいけないという思いで私は何かに挑戦しようとした。漠然とした何かだ。私ならできると思った。何かを生み出せると思った。

私はクラウドワークスでデザインやライティングの仕事を請け負ってみた。初めての試みだ。しかし上手くいかない。どれもこれもパッとしない。というのも完成する前の作業の段階で飽きてしまうのだ。

私は私がわからなくなった。そんな時だった。ツイッターでユングの心理学に出会った。

https://www.arip-official.com/jung-mbti/

ありぴーさんの記事だ。大変わかりやすく、感銘を受けた。

ちなみに私のようなタイプを広報運動家型というらしい。嵐のように他人を巻き込み、新たな何かを創造して、結果を出す。マンガでいうとワンピースのルフィやドラゴンボールの悟空らしい。

彼らのようだということは嬉しい。しかし、広報運動家型には弱点がある。実務を任されると、てんでダメなのだそうだ。

ああ。思い当たるフシがありすぎる。

私は、私ひとりでは何も生み出せないのかもしれない。そんな思いが胸から溢れた。

しかしそれと同時に湧き上がる何かを感じた。フツフツ、フツフツと音を立て、やがてゴゴゴゴと、ジョジョの奇妙な冒険のように私の背景に表れた。

今の私なら何かできるかもしれない。アイデアはある。まだカタチにはなっていない。したい。やりたい。トコトンやりたい。

でも私は、それ以上に何か大きな存在になりたい。だけれどインフルエンサーのように顔出しはできない。妻はきっとそれをイヤがるだろうから。

「ならば、私は別の何かになるしかない」

こうした思いつきで生まれたのが、このジョージ・クリーミーだ。

ジョージは私であって私ではない。私の別の人格のようなものだ。

なぜジョージなのか。特別な理由はないが、私はつい先日生まれた我が子に「丈滋」とつけようとしていた。丈夫の丈に、滋養強壮の滋。なんて健康そうな子だろうか。しかし妻は気に入ってくれず、結局却下されてしまった。

そんなわけで思いついたジョージと、ジョージ・クルーニーをもじってクリーミー。これでジョージ・クリーミーの完成だ。

そう。私の名はジョージ・クリーミー。これからインターネットの世界でブログを書いて、現実世界の自分を救うのだ。

さて、私はまだやることがある。私にはまだ顔はおろか、姿もカタチもない。住むべきブログもまだ創造できていない。

ここまで読んでくれてありがとう。

それではこのへんで失礼するよ。

また会おう。

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