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ああわが母校

今日は朝から快晴!素敵な日差しに誘われて、久しぶりに母校まで散歩しました。関西学院が我が母校。Mastery for Service(奉仕のための練達)学院全体のスクール・モットー(校訓)を建校の理念にしているミッションスクールです。「くゎんせいがくいん」と読みます。英語では Kwansei Gakuin と表記します。

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かっこいいエンブレムでしょう。エンブレムは、当時学院を構成していた中学部(三日月)・神学部(聖書)・文学部(ペンと松明)・高商部(ヘルメスの杖)を表しています。

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特に三日月は関西学院では「新月」あるいは「弦月」と呼ばれ、学院全体のシンボルマーク(校章、学院章)ともなっています。これは、創生期の学生が自らはどうあるべきか思索に耽っていたところ、中天に輝く三日月に啓示を受け、「今は未熟だが、三日月がやがて満月となるように、日々少しずつ成長していこう」と悟ったのを学院が校章として採用したと言われ、月が自ら光らぬように、我々人間も神の御光を受け地上を照らせる存在となりたい、との願いも込められています。

ランバス先生

関西学院の創立者であるアメリカ人宣教師(南メソヂスト監督教会)ウォルター・ラッセル・ ランバスは、1854年に両親の赴任先であった上海で生まれました。祖国アメリカで医学と神学を修め、中国に戻って医療活動に携わりながら宣教師として活躍し、1886年に32歳で日本に赴きます。
1889年、牧師養成と青年への全人教育を目的とした男子校の創立を計画し、原田の森(現在の神戸市灘区)に木造校舎を建造して関西学院(くわんせいがくいん)と名付けました。始まりは教師5人と生徒19人の小さな学校でした。
ランバスはわずか4年の日本滞在期間に数々の教会や学校の創立に関わり、大きな足跡を残しました。離日後も、その圧倒的な行動力によって南米、アフリカ、ヨーロッパ、シベリア、中国、朝鮮半島など世界を駆け巡り、伝道活動を続け、特にアフリカへの伝道を人生の目標(ライフミッション)として情熱を傾けました。
ランバス家の故郷ミシシッピー州には、一家の働きを記念する碑が建っています。そこには、”World Citizen and Christian Apostle to many lands”(世界市民であり、世界各地へのキリストの使徒)という句が刻まれています。


校門を抜けると学校の象徴的校舎である図書館と時計台が見えてきます。後ろに見えるのが甲山です。

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時計台の前に広がる芝生がとても美しくきれいです。ここは中央芝生という名所です。私が中学3年生の時、学園祭でキャンディーズがここでコンサートをやったのですよ。

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この芝生に寝転がって、青春の日々を思い出しています。空の青さが目に沁みます。

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もちろん芝生では禁煙ですよ。

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学内は基本的に禁煙です。当たり前ですね。

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この美しい我が母校。私の誇りの一つです。

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