【タイムトラベル2010記念】STORM OF RAGNAROKで登場する新規「真六武衆」の紹介
※この記事は2010/10のVJ掲載情報発覚日にタイムスリップしています。
遂にSTORM OF RAGNAROKに収録される新規「六武衆」が明らかになりました。
先月のVJにて真六武衆-キザンのみ明らかになっていましたが、他のカードはどのような性能でしょうか。最近の国内の「六武衆」カードを見るにキザン以外はイマイチという可能性があるので不安です。早速見ていきましょう。
注目カード
真六武衆-シエン
遂に貰えました! 念願の! 六武衆シンクロモンスターが!!!!
しかも強い!!!!!!
これは本当に画期的な新規です。既存の【六武衆】は激流葬やライボルのような全体除去に弱かったのですが、このシエンは魔法罠を無効にできるので全体除去をある程度回避できます。
更にこのカードは闇属性・ATK2500でカタストルに戦闘破壊されない点も非常に優秀です。
初っ端から強い新規で幸先が良いです。後はこのシンクロモンスターを1ターンで出せるカードがあれば更に良いのですが……。
真六武衆-カゲキ、六武衆の影武者
え?????? シエンをこの2枚で出させてくれるんですか??????? 太っ腹過ぎる!!!!!! ありがとうコナミ!!!!!!!
影武者+カゲキでシエンを出せます! またカゲキは単体でも画期的な新規で、これで「六武衆」に存在する特殊召喚持ちモンスターが3種類となります。3種類もあれば【六武衆】が抱えていた最大の欠点である「師範を引かないと1ターン目はバニラになってしまう」を克服できる確率が高いです。
そう、カゲキとキザンの6枚体制で【六武衆】はやりたいことがやりやすくなります! 本当にありがたい新規すぎます!
ただ、六武衆には致命的な欠点があります。それは増援が制限になってしまったことです。増援は六武衆登場当初は準制限で、2008/9/1/に無制限となるのですが、その直後のPHANTOM DARKNESSで登場した終末の騎士やダーク・グレファーが暴れた結果、制限になってしまいます。
状況に応じて適宜サーチして戦いたい【六武衆】にとってこの規制は痛手でした。
また、カゲキと影武者が両方手札に存在しないとシエンが出せないという点も気になります。両方3枚ずつ積んだとしても初手に来る確率は約10%と低いです。
なので六武衆にエマージェンシーコールのようなテーマ専用サーチカードがあれば安定性が向上するのですが、さすがにそんな新規までは――
紫炎の狼煙
あった!!!!!!!
レベル3以下なのでキザン、ザンジ、イロウをサーチできない点は残念ですが、前述のカゲキ影武者はサーチできますし露払いもサーチできるのであまり困らないと思います。
真六武衆-エニシ、六武衆の荒行
遂にあの「六武衆専用カオス・ソーサラー」として話題になったエニシが六武衆として帰ってきた! 老中エニシは破壊、墓地2体除外、六武衆じゃないの三重苦で前評判とは一転して使いづらさが目立ちましたね。
ただこのエニシは特殊召喚効果を持っていません。じゃあ使いづらいじゃん。まあ既存の六武衆は師範以外全員そうですけど……。
そんな既存の六武衆含めて救う神カードが六武衆の荒行です! これがあればキザン参照してザンジを特殊召喚したり、イロウとエニシを並べて表裏のモンスター両方対処できるようにしたりと戦術の幅が広がります。
ただしカゲキ(単体)と影武者は荒行で出し先がいない点が非常に残念です。六武衆は初動命で且つ諸刃の活人剣術や結束門といったコンボパーツを積むデッキなので事故要因の採用は避けたいところ。今のカードプールだと残念ながら不採用となるでしょう。
せめて影武者と同じ攻撃力(400)のモンスターが来れば話は変わるのですが……欲をいえばレベル3非チューナーで。
その他新規
真六武衆-ミズホ、真六武衆-シナイ
ミズホは六武衆の露払いの過去の姿っぽいですね。両者は片方の名称が場に存在すると特殊召喚できるのでとても仲がよいのだと思います。
シナイは御霊代と同じ鎧を着ているので、もしかしたらシナイが戦死したことでミズホが出家したのかもしれません。
ミズホは露払いと比べると1ターンに1度しか撃てない欠点がありますが、その代わり魔法罠も破壊できる点と、シナイが存在すると特殊召喚できる点は優れています。とはいえシナイはミズホとしか噛み合わせがよくないので採用の優先度が低いため、長所は魔法罠を割れる点のみとなるでしょう。
その他
あんまり使わなさそう。というかキザン以外の新規はこれぐらいのカードパワーになることを予想してました。
今回のコナミはいい意味で予想を裏切ってくれたのでとてもよかったです! 感謝!!!!
総括
強カード揃いで大満足です!
今までX-セイバーやBFを見る度「六武衆が下位互換だろこれ」と言ってましたが、さすがに今回の新規のおかげで下位互換からは抜け出せそうです。というか六武の門をフル活用できるから普通に上位互換になりそう。
登場したカードの枚数的に新テーマとしてカードが刷られている感じがするので、もしかしたら次の弾でも新規を期待できるかもしれません。次弾では六武衆の弱点の一つである「1体目の着地を拒否されたら展開できなくなる」点が克服できると嬉しいです。克服できるカードが武士道カウンターを乗せられると尚良いですね。
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