#3 伝える

生活する中で、目から、耳から、手から、空気から情報を得る。
1枚のポスターに感動することもあれば、ある人の一つの言動にゾッとさせられることもある。
でもそれって、誰もが同じように感じ取っているわけではない。
性格も違えば、育ってきた環境も違う。
今置かれている状況も大きく影響すると思う。

“コミュニケーション“
①社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介して行われる。
②動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。
goo辞書 https://www.goo.ne.jp/

コミュニケーションをとることは簡単だけど難しい。
誰かに伝えたいことがある時。
自分の思っていることが100%正確に伝わることはどれくらいあるだろうか。
自分の感情や想いを込めるほど、そのまま相手が受け取っている可能性が低い気がする。
でもそれって当たり前かもしれない。
受け取り方は、人それぞれだから。

攻撃的な発言をする人を見たら、その人はどんな思いで言ったのかなって考えることがある。
なんでその言葉を選んだのかなとか。
感情的になって出てしまった言葉なのか、意図を持ってのことだったのか。
自分が第三者の時には、お互いの感情を客観的に推測できる。

言葉は自分自身を飾るものだと思っている。
自分をどうプロデュースできるかは言葉次第。
一つの選択で、3秒先の未来が大きく変わるもの。
それだけ大きな力を持っている。

こうやって文章にすれば何度だって修正できる。
でも会話は違う。
受け取り方は人それぞれだけど、
口からその言葉が出る前に、少しでも考えてみる。
思いやりの気持ちさえあれば、ちゃんと伝わるはず。
その体験を積み重ねることが、
かっこいい大人になりたい私にできること。

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