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1-6サークルの中に小さなチームがあって対戦する・・・バスケットボールサークル・ドルフィンズ~グループワーカー感覚

大人数になったグループを活性化する方法は、小さなグループをその中につくることだ。
キャンプでも、グループリーダーが把握できる人数というのは七〜八人だ。がんばって十人。それ以上になると機能しなくなる。これは、経験的に一人が関わることのできる限界である。
しかし、実際レッツのサークル運営をしていると、人数が莫大に膨れ上がって収集がつかなくなることがよくある。
そのときに、とった作戦が大きなグループの中に小さなグループ(そのときはチームと呼んでいた)をつくるというものだ。
この時のサークルの時間は大きく二つからなる。練習の時間と、ゲームの時間。練習の時間は基本的に自己練習だが、チームがあるとお互いに教えあったり、プレーの確認をしたりする。そして、実際に試合になるとそのメンバーが協力して対戦する。
「高橋興行」、「ミモーレ」、なんだか不思議なチーム名ができたが、その後その中のひとつがクラブチームとして独立し、市内大会などに参加している。グループが活性化するために適切な人数というのはある。
小さなグループだからこそ、お互いに会話も生まれ、助け合いも生まれる。そして、グループの競い合いの中に、全体のステップアップと交流も生まれるのだ。

バスケットボールサークルを運営しているときに、気付いたことは、社会人になってからバスケを始めるのは圧倒的に女性が多いということだ。そして、初心者からバスケを始めた人は、次の初心者が来たときに、本当に良い関わりをすることができる。ボクらが、初心者から上級者までが楽しめるバスケットボールサークルを目指していたことには、そのことが大きな要因である。
「人が変わる」。
子どもは変わるが、大人も変わる
そういう場面に出会えるのがレッツの良さである。

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