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三越前「行方不明店」「欧風カレー ガヴィアル コレド室町2号店」

友達に誘われて「行方不明展」という展示会に行った。

三越前の福島ビルの中で行われており、行方不明をテーマにした内容だ。

事前にフィクションであることが伝えられており、ホラー作家によって仕掛けられた展示会だった。

会場内には行方不明者の捜索願のポスターや、今では見なくなったガラパゴス携帯、テレビに映し出される不可解な映像など、なんとなく不気味なものが沢山配置されていた。

元々、サブカルチャーやホラーに関心のある私としては面白かったが、中には抽象的なもの、例えばテレビの映像を見終わった後の解釈はリスナーに任せる…と言った感じのものも多かった。

賛否あるだろうが、私はあまり解釈を委ねられるのは好きではなくて、フィクションだと言っているからこそ、目に見える霊とか、驚かせるような仕掛けが欲しいとも思った。

ただ物理的な「行方不明」だけではなく、「行方不明になりたい」というような、自暴自棄に近い精神的な気持ちにも焦点を当てていたのは面白かった。

都市伝説などに、どこか憧憬を抱いている方には良いのではないだろうか。

夕方から展示会に行き、1時間半ぐらい中を見た後、一緒に行った友達と晩御飯を食べて帰ることにした。

近くに「コレド室町」があった。三井不動産による商業施設で、レストラン街も用意されていた。

地下にある欧風カレー屋「ガヴィアル」に入店。

神保町の「ボンベイ」というじゃがバターとカレーライスを提供する有名店があるのだが、その店に近い欧風カレーが「ボンベイ系」などと呼ばれており、個人的に「ガヴィアル」は「ボンベイ系」のカレーライスの代表店だった。

本店で食べたのは10年以上前のことだが、当時は凄く美味しく感じられたのを覚えており、支店が出来たということで入ってみた。

地下の店舗だがカフェ風の清潔感のある内装で解放感もあり過ごしやすかった。

ビーフカレーが有名な店だが、期間限定の和牛カレー(1980円)が販売されており、写真を見て美味しそうだったので、それを頼んだ。

提供されたカレーとじゃがバター。チーズの乗ったライスとカレーが混ざり合った時の味や食感が独特で、今食べても申し分ない美味しさだった。

じゃがバターも不思議とカレーと合う気がした。

和牛は柔らかくて上品な味わい。贅沢なカレーライスを食べているという印象だった。

店を出ると日本橋まで歩いてファミレスの「ガスト」で友達と談笑を楽しみ終電近くの時間に帰った。

土日の特別料金だったのでドリンクバーだけで570円もかかってしまい、高いなと思いつつも、夜遅くまでドリンク飲み放題の場所を提供してくれるのだから有難いことだなと感じた。

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