減税会を立ち上げたきっかけと今
2021年11月に、私は一人でいばらき減税会を立ち上げました。そのきっかけは、2020年に突然起こった新型コロナウイルスのパンデミックでした。このウイルスによって、世界中が大きく変化し、誰もがマスクをつけて距離をとり、当たり前だったコミュニケーションが阻害されました。
当時の私は育児休暇中で地上波テレビに映る感謝や笑顔の表現に違和感を覚え、SNSでの報道と比べて違いを感じました。
違和感が日に日に強くなってきて、コロナ規制が強化されて仕事を奪われた人たちが倒産していく様を見る中で、感染症に対する対策に焦点が置かれすぎて、経済的に苦しんでいる人たちへの配慮が不十分だということに恐怖を感じました。自分の独立経営している事業が、国によって突然奪われる可能性があることはとても恐ろしいことだと思います。
経済的な死と病気で起きる死に違いはないどころか、経済的に陥ることはその人に家庭がある場合は全員に深刻な影響を及ぼす問題だと思いました。
更に自分は自分が感じる社会の違和感にとても恐怖を感じていました。 誰かに話しても全く伝わらず、とにかくコロナに気をつけることが当たり前とされていて 倒産、自殺の増加など規制から生まれるであろう問題を周りの人たちに一生懸命伝えても全く響かないからです。
自分がおかしくなってしまったのか?
私はインターネットで得る情報の信頼性についての不安を抱えていました。
そんな中、Strong Japan Conferenceという渡瀬裕哉氏が主催するイベントに参加しました。このイベントで、日本が税金や規制の増加によって危機的状況にあることや、自由民権運動の歴史、海外の政治情勢などさまざまな情報を得ることができました。
私にとって、このイベント参加は初めての衝動的な行動だったと感じています。
私は自分が無知であったことに気付いたことで一時的な安心感を感じました。
私は自分自身や周りの人々、自分の周りの環境について学んだ内容を照らし合わせ考えました。そして、自分がしている仕事が本当に誰かの役に立っているのか、あるいは自分の思いを伝えることができなくなっている人々がたくさんいるのではないかと沢山の疑問を感じました。
現場で一生懸命働いている人々が報われていないように思え、より低い税率と少ない規制があればより活気のある社会になるのではないかと思いました。
単純に、明るい人が世の中に増えるような気がする。初めはそんな感じで立ち上げました。
そんな中、私が減税会の活動をし始めて、
しばらく経ったある日、4-5歳の可愛らしい女の子とその家族に出会いました。少しメソメソした感じに見えた女の子が、泣くことを堪えてただじっと立っていました。そばで父親と思われる男性が怖い目で見つめていたのを見て、私は泣けない子どもなんだと思いました。同じような年齢の子を持つ私にとって、無邪気な子どもがあのような表情をしていることがとても恐ろしいシチュエーションに見えました。その時私は何もできませんでしたが、いまだにあの時の光景が頭から離れません。
社会が抱える問題がもしかしたら誰かにとって恐ろしい存在を生み出すことに繋がっているように思えてとても悲しく涙を流したことを覚えています。
税金や規制がイライラする人々を増やし
無邪気に遊ぶ子どもたちを八つ当たりの対象にしてしまう様子が、実は少なくないのではないでしょうか?
自分には今、できることはほとんどありません。ただ何もせずにはいられないので、多くの人と出会って同じ気持ちを持つ人を探すことだけが大事だと思っています。
無力感と悔しさを感じるけれど、行動することだけが今の自分に出来ることです。
この1年の間、不思議な縁で素敵なメンバーと一緒に活動しています。彼らの思いやきっかけは明確ではありませんが、数年後にじっくり話を聞けることを楽しみにしています。これからも新しい出会いを大切にし、励んでいきたいと思います。
長く下手な文章を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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