学生人材バンクをはじめたキッカケ
鳥取で”地域×若者”のコーディネートをしているゲンヨウです。今日は、学生人材バンクをはじめたキッカケについて書いてみます。
1.鳥取の人が面白いことを知る
大学3年の時に、地域おこしのメーリングリストに入ります。「ZIT(ジゲおこしインターネット協議会)」たまたま、知り合いの人に面白い動きがあるんだよと入れてもらいました。今で言えばFacebookのグループとかになるんだと思います。
そこでは、鳥取県内のいろんな仕事の人、属性の人が参加していて、議論したり具体的に施策に反映したり、イベントを実施したりしていました。当時は距離を超えて議論できるツールがそれしかなかったので、かなり盛り上がっていました。僕も大学生でありながら意見を書いたりしていました。
ものおじせず、ズバズバと書いていたのと、名前が珍しかった(田中玄洋)のもあって、イベントなどオフラインの企画に誘っていただいたり、お手伝いすることが始まります。
飲み会でも、面白い話をしているのを横で聞いたり、一緒に参加させてもらったり、話の中身も面白く鳥取には面白い人が、むしろ集まっているんじゃないかと感じました。
2.このつながりを後輩へ(大学院時代に起業)
「げんちゃんが卒業したら終わりだね」
と言われたのが起業のキッカケでした。自分でも面白い人たちがいるのに、これを僕の卒業とともに無くしてしまうのは忍びない。何とか残せないかなと思いました。同じようにメールは大学生も使っていたので、情報を届けるサービス、一緒にボランティアなど現場に行くサービスを始めることにしました。
最初はサークルみたいな感じで、そこから派生して企画が仕事になるとは思っていませんでした。不思議な感じです。
3.大学生が関わることの可能性
大学生が地域に関わることには大きく分けて二つの可能性があります。
(1)大学生が多様な刺激を受けて地域でチャレンジしたくなる
(2)地域の人が大学生の刺激を受けて行動する
大学生は地域側にとっては風の存在、最大でも4年しかいないですが、そこの中でお互いのやり取りから学ぶものがあったり、行動を変える刺激となる可能性も秘めています。
お互いがお互いの存在をリスペクトして、新しい動きになる瞬間を何度も見てきていますが、この可能性を生み出す仕組みは本当に面白いです。
立上げ当時の知り合いから、僕の若かりし頃の話なんかも最近は聞きます。何を生み出すのかわからないけど、そこの期待値にかけてくれたことは感謝です。やはり行動は価値だなと思いました。
今日は、この辺で。
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