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正しい答えを見つけることと自分の答えを作ること

学生時代はあまり将来を具体的に考えてこなかったゲンヨウです。やりたいことをそのままやって現在に至っている部分が多いので、今の学生はいろいろ考えていて本当にすごいなぁと感激する毎日です。

先日、学生と面談をしている中で少し気づくことがあったので書いていきます

面談をするときに多いのは進路の相談です。その中で気づいたことが文頭にあるようなことです。正しい答えを見つけよう見つけようとしているなと。

高校までは受験勉強が一つの評価基準であり、「良い点を取る=答えをちゃんと見つけるチカラ」が問われていることが多かったと思うのですが。大学に入り将来を考え始めて動き出すと、自分で考えて決めなきゃいけないことが多いです。すなわち答えは自分の中にしかないわけですね。
そうなると、答えを見つけるというよりも、答えをどう作っていくのかという感じになります。誰かの人生をトレースはできないわけです。

今回の相談も自分の中にある答えがまだ見いだせていない状況で、不安の中、正しい答えわかりやすい答えに向かってしまうと言うところがわかった話でした。悩ましいけど、それって自分のやりたいことなの?本当に?

じゃあどうしていくのかを一緒に考えました。現状では、何となくイメージで進路を決めている状況、でもそれよりも具体的な情報収集ができる。ということで、まずは情報集めようと言うことになりました。

答えを探すのではなくて、自分が判断するための情報をとにかく集める。

まずはGoogleでもいいし資料でもいいし、大学生であるから大学図書館も専門家の人々も、先輩もいるわけです。高校に比べたら情報入手できる方法も時間もあるわけです。そこを使わないのはもったいない。

大学図書館の資料の使い方や、文献の使い方まで含めて、自分のキャリアに関わりそうなことや、仕事とのイメージをより持てるようなものの資料がないかと言うのを自分で見つけてくるように話しました。さぁ、どうなるかなぁ。

答えを探すための情報収集ではなくて答えを作るための情報収集の考え方については学校では教わらない。大学でも卒論がそれになるけど、3年生以降かなと思います。
僕はうんがよく大学1年に入ったサークルでゼミのようなことをしていたので、興味あることを調べて、発表すると言うことを続けていました。あとは、畑をやったり、地域でのゴミ拾いの企画だったり卒業生から新入生への家具をゆずる企画なども実施してたので、なんとなくその方法を得ていたのでした。

今は、僕が経営している組織では、大学生向けのプロジェクトもやってるし、そういう場はできているかなと。それを自分にも置き換えてもらえば良いかなと。

来月の面談が楽しみです。   

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