見出し画像

平井美葉バースデーイベント2022

開演するまでの気持ち

2022年12月14日に一ツ橋ホールにて開催された平井美葉バースデーイベント。
まず発表された時の気持ちは嬉しさ半分、ホッとしたのが半分でした。
とにかく、前年までのランドマークホールから会場が変わりキャパが大きな一ツ橋ホールで開催されることが嬉しかった。
特に2020年はコロナ禍での座席制限、2021年は座席制限に加えて当日の土曜日開催ということで、両部落選という憂き目に遭う可能性が見え隠れしていました。
そういった意味でも、大きなキャパである一ツ橋ホールで開催されることは本当にホッとした出来事でした。

そしてコロナ第8波が押し寄せており、ハロプロのコンサートやイベントにも影響が出てきていました。
なので何もなくみんな元気でバースデーイベントを楽しめることを祈っていましたし、当日の朝自分が元気に目覚め、無事会場に着いた時、やっと楽しむ心境が整った気がしました。

会場の景色も素敵でした。
キャパが大きい会場での1部公演でも、多くの人が入っていたという光景は本当に素敵でまじまじと見てしまいました。
2019年、初年度バースデーイベントの1部公演。立地も悪いランドマークホールでしたが、あの時の景色を考えれば、感慨深くなってしまう景色でした。

色んな感情渦巻くライブ前半戦

バースデーイベントの開幕は、平井美葉バースデーイベント恒例となった
「待てないアフターファイブ」から始まりました。
昨年は土曜日開催だったものの、
「平日の夕方に来てくださるみなさまをおもてなし」するという意味合いで毎年披露しているこの曲。
今年のパフォーマンスはとても伸びやかに歌っている印象を受けましたし、今までで一番楽しそうな様子でした。その姿を見てこちらもすごく楽しかったですし、やっぱりこの曲を毎年聴きたいなと思いました。

「アドレナリン・ダメ」
昨年に引き続き、つばきファクトリーが直近にリリースした曲を披露しました。
昨年とは違い、かっこいいロック調の曲を平井美葉の声を活かして歌い切りました。
つばきファクトリーというより、作曲した中島卓偉さんの雰囲気も感じ取れてすごくテンションが上がるかっこよさを感じました。
そして、福田真琳のフェイクパートをハモるというプレゼントまでいただき、打ち砕かれました。

真琳ちゃんパートでサイリウムを思わず大きく振ってしまったのはここだけの秘密。

かえでぃーが振り付けをしたという「ノクチルカ」も私にとってはプレゼントでした。
もちろんこの難しい曲を難なく歌うということすら素晴らしいのですが、
正直、振り付けに注目してしまいました。
本人が論文を書けるというくらい、「かえでぃーらしさ」を突き詰めた今回のパフォーマンス。
かえでぃーの残像のようなものが見えるくらい「加賀楓」を感じるパフォーマンスに鳥肌がたちましたし、かえでぃーはなんというものを残してくれていたんだという気持ちにもなりました。
そして美葉ちゃんの自作曲に振り付けを付けようという最初の提案を、映像に残らないという理由で「ノクチルカ」になったというファインプレーをめちゃめちゃありがたく思わずにはいられません。

毎年恒例のエモさと、他の好きなメンバーとの絡みでのエモさと色んな感情でMC前に干からびるかと思いました(笑)


楽しそうなMC

今年はMCも1人で担当しなければならず
「くるみ、来てよ!今から!」と前年MCを務めてくれた高瀬くるみさんの名を叫びながら始めたMCコーナー。
しかし終始和やかに進みました。

未公開動画を大公開してみよーんっ!のコーナーでは
BEYOOOOONDSのメンバーを楽しそうに紹介し、かわいさにとろけてみたりと初めて動画をみたのかと思うくらいいいリアクションをしていました。

BEYO曲をハモってみよ~んっ!は
本当にハモりに対する愛着や自信みたいなものを感じることができました。
個人的にはめちゃめちゃハモりが好きなので、TikTok含めて様々な場面でハモりを楽しめるのが嬉しいですし、自分のセールスポイントですと言わんばかりの笑顔が本当に素敵だなと思いました。

ファンの皆さんの想い出2022だみょーんっ!は
みよちゃんのふにゃっとしたトークの真骨頂を楽しむことができました。
テンポもトーンも声の高低も声の強弱もアクセントもめまぐるしく移っていく楽しそうな話し方に自然と笑みが漏れてしまいました。
FSKが連れられている様子や、髪の毛をブンブン回すなど、
可愛い仕草も見られて、ほっこりしたコーナーになりました。

全てのコーナーを通じて
めちゃめちゃ楽しそうな平井美葉を観ることができました。
複数回バースデーイベントをやって力が抜けてきた部分もあるかもしれません。そんな楽しそうなみよちゃんを見られることが一番だなと改めて感じました。


進化を感じる後半戦

ライブの後半戦は
「選ばれし私たち」と「AM4」という自作曲の回替わりでした。
特に「AM4」の曲の空気感がアーティスティックで本当にすごいなと思いました。
2年ぶりのパフォーマンスでしたが、その際は私は観ることができなかったので、初めて聞くことができて嬉しかったというのが第一感でした。
そしてこんな曲を作ることができるみよちゃんに改めて感動しました。
本人は自作曲をバースデーイベントの度に新しく作って披露したいと言っていましたが、そもそも自作曲をバースデーイベントに持ってこれることがすごいことですし、映像には残らないからこそ、今まで披露した曲であっても何回でも聞かせてほしいと思いました。

今回のライブのハイライトとも言える「my alright sky」
個人的に今回のバースデーイベントに関しての最大の特徴だと捉えているのは、ダンスだけ披露する曲がなく、全ての曲を歌ったことだと思っています。
そして更に言えばダンスを明確に押し出した曲が「ノクチルカ」だけだったこと。ハモりをコーナーとして取り上げたことなど
明らかに「歌」の比率が高まったことを感じました。
その「歌」に対する想いの象徴となったのがこの曲のパフォーマンスだったと思っています。
しっとり聞かせるバラードをまっすぐに歌い上げる姿に心打たれました。
今までみたいなダンスであったり、かっこよさとはまた違う側面で感動させてもらったことがすごく強烈でした。
これからも平井美葉のバラードを聞きたい。切に願ってやみません。

最後は「Hey!ビヨンダ」
BEYOOOOONDSの楽曲を選んだことにBEYOOOOONDS愛を感じてほっこりしたと共に、自分一人でパフォーマンスをして、この曲を自分の世界観で表現したいという気持ちも見えて、楽曲への愛情みたいなものも感じ取れました。
清野さんの表現を借りれば「チャラ井」さんの要素満載ですごく好きなパフォーマンスでした。
歌、ノリ方、体の動きとすごいHIPHOP味が引き出されていて、
多くの人が惹かれているであろう「カッコいいみよちゃん」を堪能するには最高の曲だなと思いました。
いつも披露している自グループの曲をバースデーイベントでやるとなると目新しさは欠けてしまうのではという懸念はあるのですが、それを超えていく「みよアレンジ」がたっぷり効いたビヨンダでした。


選択肢が増えたことを証明したバーイベ

二部の最後のMCで
経験を重ねてスキルがあがったことによって、バースデーイベントで披露する楽曲の選択肢が増えたという話がありました。
まさに今年のバースデーイベントはそれを感じることができました。
そしてパフォーマンスに自信と楽しむ気持ちがこちらに伝わってきたのは、選択肢が増えたということからくるのかなという気持ちにもなりました。
そういった要因もあり
ハロプロから羽ばたいてしまいそうと心配していた昨年とは打って変わって、パフォーマンスに感動し、MCに笑い、シンプルにイベントを楽しみきりました。
きっとパフォーマンスを突き詰める平井美葉さんのことですので来年には更に選択肢が増えることでしょう。
その広くなった選択肢でどんな曲をパフォーマンスするか楽しみで仕方ありません。

改めてみよちゃんハッピーバースデー
とっても楽しいイベントをありがとう!