やんばる国立公園とガジュマルの木
沖縄本島の最北端にあるやんばる国立公園に行った。2年前に沖縄に来た時に美ら海水族館などの定番スポットは行ったので、今回はこちらに訪れてみた。
スニーカーでも歩ける1時間弱ぐらいのハイキングコースを歩いた。迫力のある岩山や熱帯ならでは植物を見ながら歩いていく。
しばらく登ると展望台に着いてきれいな景色が見られた。
その後、ルートを下っていくと今度はガジュマルの木がいくつも現れた。今まで花屋で売っている小さな鉢に入ったものしか見たことがなかったので、その大きさと生い茂る根っこに驚いた。
良くみると木の枝からヒゲのような根がものが沢山出て地面に向かって伸びている。
これを気根と呼ぶらしい。この気根が地面に着くと太くなり、木を支える支柱になるらしい。
成長しながら柱を作って補強していくことで強いガジュマルの木になるようだ。
歩きながらMONGOL800の歌の一節が頭に浮かんだ。
「ガジュマルの木、切り倒してまで作る道はない。僕らの行く末に何が残る。硬い頭と固い地面で何を切り開こう、ガジュマルの木。」
2020年11月23日のこと。
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