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「ひと目惚れ」は正しい! 結婚相手は第一印象で選びなさい #2 人生が変わる!「直感」の磨き方

仕事も、人間関係も、恋愛も、人生は「小さな決断」の連続。どちらにするか迷ったときは、アタマで考えるよりも直感にしたがったほうが、結果うまくいくものです。メンタルコーチ、ワタナベ薫さんの『人生が変わる! 「直感」の磨き方』は、直感を味方につけ、なりたい自分になる方法を、42の法則にまとめた一冊。その中から、みなさんにもぜひ試していただきたい法則を、厳選してご紹介します。

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相手を「条件」で選ぶな

「本当にこの人と結婚していいのだろうか?」「一生、死ぬまでこの人とずっと一緒にいてもいいのだろうか?」。そんな迷いが生じたことはあるでしょうか? 重要な選択であるがゆえに、まったく直感が働かなくなったような気がすることがあるかもしれません。

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結婚に関する直感は、「最初にその人をどう思ったか?」が重要です。

会ったばかりのときに「なんとなくこの人と結婚するような気がする」など、直感の声をキャッチする人もいます。中には、会ったその日はなんとも思わなかったけど、日に日に安心感が湧き上がり「この人とはずっと一緒にいるかも……」という予感のようなものが働いたという人もいます。

結婚に関してのGOサインの直感というのは、「ビビビ!」というものですが、その後は、穏やかで安心感を覚えるような関係になるものです。

結婚の条件、などというものばかりにとらわれていると、直感の声が聞こえにくくなります。相手の「条件」ばかりに意識が向いてしまうからです。

損得を考えていると、「この人といたら、幸せにしてもらえるのだろうか?」とか「お給料はいくらくらいだろう?」など、現実的なことばかりを意識して、相手の人格的なことや、自分との相性などは無視してしまうかもしれません。特に、「幸せにしてもらおう」という動機は、幸せを遠ざけます。なぜなら結婚は、利他的な行為が必要になるものですから。

マリッジブルーは理性のせい

結婚に関しての直感には、迷いというものがありません。もう進むしかない、行くしかない、この人しかいない、という感覚になります。

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相手の条件ばかりに目を向けて、条件が合っているから、というだけの理由でお付き合いが進んでプロポーズされて、「本当にこれでいいのかな?」と疑念が湧いてくる場合もあるでしょう。それは、直感の声に近いです。自分が最初に、相手のどこにフォーカスしていたかを思い出しましょう。それが、プロポーズを受けるか受けないかの分かれ道になるはずです。

逆に、たとえばこんなケースもあります。最初に出会ったときに、「この人しかいない!」と思い、トントン拍子で結婚話が進んでいった後に、「本当にこの人でいいのかな?」と迷いが生じた場合。これは直感というよりも、後から顕在的、意識的な部分が働いています

なぜなら、最初の感覚が直感だからです。マリッジブルーになったり、将来に不安が生じたり、環境が変わることを恐れたり……それらは誰にでもありますから、「これは直感からのSTOPサインだ」と間違えることがありませんように。

ただしひとつ注意があります。付き合っていくうちに、最初は見えなかったものが見えてくる、ということも当然あります。あなたが信じられないような、または、受け入れられないような事実が発覚したとき、それを見ないふりをして突き進むことがありませんように。そこにも直感を働かせるべきです。

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人生が変わる!「直感」の磨き方 ワタナベ薫

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