美人なのにモテない人、美人じゃないのにモテる人、原因は「匂い」にあり
「いい匂い」がする人、場所には、たくさんの「いいこと」が集まってくる! アロマセラピスト、成田麻衣子さんの『幸せを引き寄せる「香り」の習慣』は、生活の質を上げる「香りの活用術」が満載の一冊。人間関係から、仕事、健康、恋愛まで、ちょっとした工夫で運気がぐんとアップします。今すぐ実践できる活用術を、本書からいくつかご紹介しましょう。
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匂いで好きな人を引き寄せる
匂いには「引き寄せ効果」があります。匂いによる本能的直感が、人の気持ちを動かし、行動につなげます。昔からフェロモンという言葉が知られていますが、これも一種の匂いです。
人を引き寄せたいなら、匂いをまとうといいわけです。
しかし、匂いと正しく付き合わないと、大きな間違いを引き起こします。20代なのに50代で馴染むような濃厚なフレグランスを身につけたり、40代なのに軽く甘すぎるフレグランスを身にまとうのは、どこかバランスが悪く、あなたを背伸びさせたり、若作りさせたりと印象を悪くさせます。
そこで、ここでは具体的に、年代別「モテる香り」をご紹介しましょう。あなたの身の回り(シャンプー、フレグランス、ヘアミストなど)の匂いに、さっそく取り入れてみてください。
20代の女性には、甘くフルーティな香りをオススメします。おいしそうなフルーツの香りをメインにしたフレグランスがありますね。ストロベリー・オレンジ・チェリーなどの香りを好んで使っている人は多いようです。
「よく知っている香り」は、親近感、安心感を抱かせます。その香りの親しみやすさが、運命の人を引き寄せてくれることでしょう。
30代の女性は、シャンプー・石けんの香りです。30代というのは、自分のスタイルを見つけて本質的なものを選ぶようになったり、着飾ることをやめてナチュラル志向になったりする年代です。
ですから、シャンプーや石けんのナチュラルな香りが、爽やかさ、素直さ、潔さなどを連想させ、パートナーにいい印象を与えることにもつながります。
中高年の女性は?
40代の女性は、華やかな花の香りです。40代こそ、フレグランスを楽しめる時期だと言われています。
自分のスタイルが確立し、そのスタイルを花の香りで表現することが、あなたの華やかさや品格を感じさせることでしょう。花の香りの多くは、女性ホルモンの分泌を促すものも多く、美容効果もありますよ。
50代の女性は、濃厚で優雅な「白檀・乳香の香り」がオススメです。取り入れ方もお香や香水など様々です。この歴史ある匂いは、嗅げば嗅ぐほど変化し、表情豊かに個性を表現します。その人らしさを引き出し、落ち着きを演出します。
匂いには「引き寄せる力」があるため、本来、自分のためというよりも相手のために使うものです。
あなたの周りにいるモテる人を見てください。そういう人は、「美人だから」とか、「才能があるから」というだけではないはずです。ふわっといい匂いや空気を発していて、自分の匂いをうまく作り出している人こそが、実際はモテているはずです。
最近「美人だし、オシャレだし、キレイにしているのにモテない」などと悩む人も多いようで、メディアでも「さびしい美人」なんて特集を見かけます。そういう人は、視覚ばかりに頼っているのかもしれません。
人の心を本能で動かすのは、これまで書いてきたように、「嗅覚」です。見た目を整えるのも大事ですが、脳にストレートに届く「香り」を味方につけることこそが、これからの女性に大切なことではないでしょうか。
匂いは、個性を表します。「スパイシーな女性」「爽やかなフルーティ美人」「華やかなフローラル美人」というように、いい匂いがいい雰囲気を作るといっていいのです。
すなわち、香りには、あなたの魅力を引き出し、幸運を引き寄せる力があるということ。
相手の心を動かすことは、「モテる」「愛される」ことにつながります。ぜひ、お試しを。