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在宅ワークに効く! 集中力が切れたら「朗読」をしよう #5 キレイぐせがつく体と暮らしのプチおなおし術

ダイエットが続かない、慢性的な肌のトラブル、部屋が片づかない、料理がめんどう……。誰もが抱える、日々の悩み。『キレイぐせがつく体と暮らしのプチおなおし術』は、「雑穀パンを食べる」「咬筋マッサージをする」「大きな声で朗読する」など、悩みを解消するための、小さな習慣が詰まった一冊です。その中から、すぐに試せる習慣をいくつかご紹介しましょう。

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誰もが同じ悩みを抱えている

私は、ほとんどの時間、自宅の部屋に閉じこもり、パソコンに向かって原稿を書いています。

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原稿を書くためには、たくさんの資料を読まなければなりません。

睡眠不足でなく、体力があり、気力が充実している時は、資料がサクサク頭の中に入ってくるので、原稿書きもスムーズです。

ところが、そんな絶好調はめったにありません。たいていは、どれかが足りなくて、集中力が散漫になります。

すると、いくら一生懸命に資料を読んでも、頭に入ってこないのです。

「今日はダメだ。集中できないから、仕事は明日にしよう」といって一日延ばしにしているうち、仕事がたまって大変なことになります。

そこで、私は、どうやったら集中できるか、いろいろ実験してみました

もっとも効果的だったのは……

(1) チョコレートなどの甘いものを食べる

甘いものを食べると、いきなり血糖値が上がるので、瞬間的に脳が活性化し、集中力が高まります。が、上がったのと同じスピードで血糖値が下がるので、脳も瞬間的に活性をやめ、集中力が続きません。

(2) 運動する

こういう時、私は「ウェストのくびれを作るバツゲーム」をします。椅子から立ち上がり、両腕を広げて、指の先ができるだけ体から離れるように、思い切り伸ばします。すると、指の先がぴりぴりしてきます。

これは、体の先端まで血液が流れている証拠。血流がいい、ということは脳にも酸素と栄養が充分届いている、ということなので脳は活性化します。そこで集中力もアップします。

ただし、いったん椅子から離れるので、運動の後、すぐ仕事に戻れるかどうかが、分かれ目になります。

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(3) 声を出して、資料を読む

ある時、大きな声を出して資料を読んでみました。すると、おもしろいほど内容がするする頭に入ってきました。なぜだろう? と考えてみました。

ふとそのわけがわかりました。集中してないまま読むと、声が引っかかってうまく読めないのです。すると、イライラします。イライラしたくないから、文字をしっかり読もうとして、必要に迫られて集中するのです。その結果、内容が頭に入ってきます。

集中力が散漫になった時は、声に出して読む、という方法が一番手っ取り早いというのが私の結論です。

しかも、声を出すと気分転換になります。

たくさんの酸素を吸うので有酸素運動にもなります。

有酸素運動を続けると、脳も元気になるし、細胞も活性化します。声を出す分、エネルギーの消費にもなるので、ダイエット効果もわずかにあります。

というわけで、集中力が途切れたら、新聞でも本でもいいから、声を出して読んでみてください。これで仕事や勉強の能率が上がります。

まわりに人がいる時には、小さな声でも大丈夫! 充分効果があります。

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キレイぐせがつく 体と暮らしのプチおなおし術

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